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anzai0903さん、こんにちは。

自分が本試験を受験する年度の直前期(3ヵ月前)に入って、初めてテキストを読み潰していく(総チェック)のは、少々無理があります。
そこで、年明けの答案練習会の段階(1月から3月)で、一度これをやっておけるかどうかは重要です。

そして、このラインが合格に向けて死守すべき基準ではないかと私は考えています。
(過去問を1ヵ月前に完成させ、残り1ヵ月でテキストを完成させるという強者も存在するので、絶対ではありませんが、最初からそこを基準としたお勧めはできません。)

そうすると、逆に年内は、過去問のみを集中的に繰返す勉強をしていても、合格を狙うことはできるということです。
色々手を出して過去問の習得が薄まるようであれば、過去問(記述式は、基礎問題集)に集中した方が、一定レベルまでの得点力は確実に身に付くといえます。

後は、いかに「プラスα」をして、合格をより確実に引き寄せるかという、確率の問題です。
上記の過去問習得にさらにプラスして、未出の論点に対するテキストの読込み(理解+記憶のチェック)をより早い段階で取り組んでいけるのであれば、それに越したことはなく、やればやった分だけ合格の確率が高まるということです。

つまり、過去の本試験で未出の範囲まで復習できるのであれば、当然やった方が良いというのが結論です。
ただ、初めて勉強する人が、論点とその段階で押さえておくべきポイントを自分で判断できない段階でこれを行おうとすると、意味のないサブノート作り等に時間を費やしてしまい、1年を無駄にしてしまうことが非常に多いということです。

現在のOUTPUT講座を、前半がINPUT講座の復習講義、後半を過去問解説と2段階に分けたのは、そういう理由からです。
OUTPUT講座を受講される際は、この前半の復習講義も必ず聴くようにして下さい。
自分一人でINPUTテキストを読み直すよりも、数倍早くポイントを押さえた復習が完成し、残りの時間を過去問の習得に集中できます。

また、いつでも遠慮なく相談・質問してください。

講師 小泉嘉孝

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koizumi 2017-07-19 18:14:21

小泉先生
詳細にご教示いただきありがとうございました。勉強方法に悩みを抱いておりましたが、何となく霧が晴れるような思いです。
来年の答練3月期までにINPUTテキストをチェック教材として1回転させることが重要との指針を示していただいたので、
1 年内は過去問(論点、結論、理由。問題からINPUTテキストの図、表、比較論点が想起できるように)を中心にただ結論が正しいだけではなく、厳しく()内が理解できているようにする。未出の部分は、
 一問一答マークがついていてかつ基礎編で先生が説明にふれた部分の理解につとめる。それ以外の部分は後回し。
 記述は不登法、商業登記法ともに過去問、書式基礎編の徹底。
2  上記過去問の理解が進んでから他の論点をINPUTテキストでチェックしてつぶしていく。(年内に1回できていることが理想的)。記述は年内11月には終了の予定なので、理解後書士完成編を購入するので、
  年明けの答練まで理解に努める。
3 基礎リカバリー編に年内突入するので、一度必ず触れている個所の再度の学習になるので、回ごとに区切られている該当の過去問は予習がてら再度解き、復習でINPUTテキストに新たな発見を書き込んでいこ うかと思います。

すべてを100%いきなり仕上げるのではなく、回を重ねるごとに色濃く理解をしていくよう努めてみます。計画倒れにならないように頑張ります!
またリカバリー編、応用論点編、極答練編でその時期の勉強法をまたご相談させていただくことになるかと思いますが、その時はまたアドバイスの程よろしくお願いいたします。



  

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anzai0903  2017-07-20 00:27:29



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