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hauser様

ご質問ありがとうございます。
講座の中身に関する件ですので、三宅がお答え致します。

①>ピンクターゲットという200か所程度の重要ポイントをまとめた150頁ほどの冊子があり、直前出題予想30選とは、そのピンクターゲットの中からさらに絞り込んだ渾身の予想ポイントであるという認識でよいのでしょうか。

まず、「ピンクターゲット」とは、本試験の出題実績や頻度等を加味して、今年度、出題が予想される単元を絞り込んだその単元のリストを指します。
その絞り込んだ単元から引用し、問題形式にしたのが、ピンクマーク答練であり、それに対し解説講義をし、問題の答え合わせだけではなく、周辺部分の確認も致します。
また、隙間時間等に確認できるインプット教材として、冊子化したのが、ピンクマーク答練に付随する「ピンクポイント集」になります。
具体的には、以下のサンプルをご参照ください。
http://yamakawa-sr.net/new/pdf/pink.pdf

一方で、労働調査会が主催する「直前出題予想合否を分ける30選」については、原則的には上記ピンクターゲットのうち、さらに30単元に絞り込んでおります。
ピンクマーク答練とは異なり、インプット主体の講座になりますが、絞り込んだ単元については、ピンクマーク答練より深く講義を致します。
また、自宅学習用に30問の5肢択一式の練習問題を付けています。

ですので、使用する単元としては重複致しますが、講座の内容そのものは相当程度異なります。

②>さらに、今年は三宅先生がピンクマークの作問で隙をつくような難問を混ぜているそうですが、本試験問題でいうところの、基本的レベル問題35問、普通・応用レベル問題20問、難問・応用レベル問題15問の構成中、「難問レベル15問」に匹敵する問題なのでしょうか。(←おそらく、そう思うのですが)

何をもって難問と考えるかにもよりますが、もしも一般的な受験生の正答率の高低だけで考えておられているのであれば、それは違います。
社会保険労務士試験の現在の合格基準は、択一式も選択式も、平均点より一定程度加算した点数を取ることが求められる「相対的評価」の試験です。
したがって、難易度が低い問題であっても、高い問題であっても、人より「ほんの少しづつ上回る(しかも全科目満遍なく)」ことが必要ですが、逆に言えば「ほんの少しづつ」で構わない訳です。

ピンクマーク答練は、この観点を身に付ける目的で作っております。
したがって、基本的な内容であっても知っておいて頂きたいことは出題していますし、難問(と受験生が思う内容)であっても必要ならば出題していますので、難易度についてはそれほど重要視していません。

一般的な傾向ですが、難問(と呼ばれる)によくある細かい規定に拘りすぎるがあまり、その土台にある誰でも知っている重要な規定を見落とす傾向が、受験生には散見されます。
確かに、本試験では細かい規定も出題されますが、そうではなく誰でも知っている重要な規定をもう一度別の角度から見つめ直して考える力を身に着けようというのが、ピンクマーク答練の主眼です。

以上、教材選択の一助になれば幸いです。

山川社労士予備校
三宅大樹



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yamayobimiyake 2017-05-13 16:24:23

山川社労士予備校
三宅大樹 先生

ご多忙中のところ、早速に懇切丁重なご回答を賜りまして、ありがとうございました。
直前出題予想合否を分ける30選、ピンクマークの内容、考え方など、良く理解できました。
よく検討してまして選択をしたいと存じます。

この度はありがとうございました。

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hauser  2017-05-13 18:54:01

山川社労士予備校
山川先生

 さきほど、ツイッターのほうで、ピンクマーク答練のお考えを拝見しました。
よくわかりました。
ありがとうございます。
月刊社労士のほうも、購読していまして、改正事項でその背景、趣旨の詳細さに感激しています。
すばらしい教材で学べることに感謝です。
今後ともよろしくお願いいたします。

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hauser  2017-05-13 19:05:00



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