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ジャンルなし/試験の今後の傾向はいかに
hauser 2017-06-12 17:49:26
今回は、科目の内容そのものの質問ではないのですが、受験申し込み者数の公表を受けて、先輩諸兄の皆様や受験生がどう思われているか、どう考えておられているか
ご意見を頂戴いたしたく思いました。同調されるご意見でも、批判でも結構です。よろしくお願いいたします。
本日12日に、試験サイトで公表がありました。ついに今年度の受験申込者数が約49,900人にまで落ち込んだようです。
ということは、例年の動向からすれば実受験者は37000人程度になるのでしょう。
H22年以降、落ちに落ち込んで、ついに3万人代になってしまうのかという感があります。
今年の問題の難易度というかレベルがどうなるか、去年の合格基準の考え方も公表されたことからも、多くの受験生も気になるところではないでしょうか。
そこで、試験側(厚労省、連合会)サイトに立てば、もうこれ以上、合格者人数を減らし続けていくのか、そのことが登録者人数の減少、この試験からの撤退組の増加など、
マイナス面もあろうかと思うのですが、たとえ、このままどんどん人数が減少になろうとも、一切構わないという姿勢なのかどうか・・・。
ある程度は、問題構成に関して、難問、長文、実務問題を避ける方向に舵を切らないことには、ますます人数の減少が進むと思うのです。
一方で、ここ2年くらいの合格率の極端な低迷は、間違いなく受験生が現行試験内容に追従できていないという現実があると思うのです。
それは従来からの選択式の1つにある難問、さらに択一式の個数問題の増加、組み合わせ、実例、長文によるページ数の増大化による時間切れにあるのは間違いないのです。
時間制限からみても210分では相当に厳しいと思うのです。(逆に時間さえあれば解ける問題も増えると思うのです)
16時50分まででなく、いっそ18時までにすれば大分、合格者も増えると思います。時間が足りないから解答が粗くなり正誤判断の精度が落ちるのは当然です。
厚労省は、試験水準維持のためと説明されているようですが、多くの(100人中96人程度)が現行の試験問題レベルに対応できない現実が現にあるわけです。
そして、さらに言えば、救済で10%超えれば、救済しないという基準もどうなのかと思うのです。なぜ10%なのかの理由が無いわけです。
今後も簡裁代理権獲得や、労基署の業務を社労士に委託する云々の件もあり、そのことが返って比例するように試験問題の難問化に一層進むと危惧されるわけです。(非常に大きな問題です)
、、、、と、そんな感想を持ちながらも、
今自分が、それでも社労士にならなければならない「積極的理由」が本当に自分にあるのどうか、今更ながら正直に改めて自問自答していたのです。
(半面、愚痴も兼ねて失礼いたしました)
こんばんは。私感をば。ただ、色々とあれこれ考えるのは試験の後でも良いと思いますよ。
社労士に限らず士業の受験者数…多くの資格試験の受験者数は不況だと増加傾向にあるってのを見たことがありますね。
ならば減少は社会に光明が差し込んだのかなって思いますが、試験が難しくなる傾向にあるのは受験生としては困りますよね。
受験者数の減少が合格者数の減少になり、新規加入者の減少になっていくと…やはり嫌ですね。
業界としての職域は広がるのに、その人数が減少傾向では…どうしても活気って部分でね。来年には50周年を迎え今後60年、100年と叫んでも人数が減るとやはり嫌ですもんね。
そりゃ競合が減るから良いんでない?って思う方はいるかも知れませんがね…少なくともそんな考えは僕は持ち合わせてないですね。
東京や大阪みたいに地方は人数は多くないんで、仲間が減っていくより多くなる方が色々出来ますしね。
試験問題が本当に難化したか…判らないですね。確かに問われる形は組み合わせに個数問題、具体的な事例と単なる五肢択一ではなくなってます。
その全てを受験生として受験会場で知りましたが、確かにびっくりはしました。ただ、組み合わせは時間短縮になるなって個人的には思いましたがね。
問題自体の難化はこの10年くらいの問題しか当たってないんで、もしかしたら昔の方が面倒だったよって諸先輩が言うかもしれませんしね。
合格率もあまり気にすることはないとは思いますよ。今年10%近くまでなるかも知れませんし、この数年と同じかもしれない。
今年を見てみないとどうにもその後の対応は判断し難いですしね。ただ言えることはどんな合格率でも合格してる人は必ずいます。
あまり色々と考え過ぎるのは自分で自分にプレッシャーをかけすぎてしまいますから。
今後の事はどうなるかは分かりません。が、受験生として今年の試験が近づいてきてます。他の予備校では模試が始まりヤマ予備でも…穴埋めの生講義が終わった頃かと思います。
次々に来るこの直前期をまず乗り切り、8月の試験に思う存分に力を発揮できる環境を今は整えるべきだと思います。
今は改正法が終わり、穴埋め、白書…と、未消化なのにドンドンと来て凹みがちな方も居ると思うんです。今までやってきた事でも、どうももう一伸びが欲しい、正答率が6割行かないって事があるかも知れないです。
弱点になってる科目、科目の中の分野に修正をかける時期でもあります。また得意な科目の落とし穴を潰すのもこの時期ですしね。
まだまだ時間があります。ゆっくり慌てずに消化していく時期です。
でも、やはり試験まで80日くらいなんで、止まることは決してあかん時期です。ゆっくりでも止まらず進む時期です。
体調の管理も万全にすることも忘れずに‥ではでは長々と私感を失礼しました。
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kasutori 2017-06-13 02:25:05
kasutori様
早々にご丁寧なご返信をいただきまして、ありがとうございました。
また、元気を注入していただけたように思えて、感謝いたします。
この時期は、余計なことを考えず、ただ試験に集中すべきなのですが、昨日の受験申し込み者数の公表を見て、ついついいろんな事が頭をかすめてしまいました・・・。
これから益々、少数精鋭同志の戦いになっていくのかもしれません。いずれにしても厳しい試験です。
スタートラインに立つために、この過酷な試験に勝つための戦略と戦術を誤らないように留意しつつ頑張ります。
hauser 2017-06-13 10:04:04
hauserさんへ
答えは簡単だと思います。自分がどう行動するかに尽きると思います。
極端な選択肢ですが、受験生が取れる選択肢は以下の3つです。
①hauserさんのいうとおり本試験が変化していると思うのであれば、それに見合うだけの自分になる。
②hauserさんのいうとおり本試験が変化していると思い、それに自分が対応できないもしくはそれをやるだけの価値を見いだせないのであれば、この資格取得を諦める。
③hauserさんのいうとおり本試験が変化しているとずっと言い続けて、どっちつかずで何年も受験生を続ける自分になる。
①~③どれを選択するのかは、ご本人の自由です。人生の選択においてどれが、いいも悪いもありません。
ただし、我々は当然①を指向します。勿論、受験している間はこの①~③の間で揺れ動く心理はとても理解できますが、最終的には①に帰着しないと合格はできませんし、運よく合格できても、それでただ終わる人を私は嫌というほど見てきました。
なお、個人的には、hauserさんのいうような本試験の変化の傾向は確かにあると私も思いますが、超人的にその変化に付いていく必要までは感じません。
前にも言いましたが、全科目満遍なく人より少し点数を取れれば合格できることは、平均点との乖離幅で合否を調整する先般開示された合格基準で明確です。
ですので、変化に対して、他人より少しだけ付いていければいい程度で合格できます。
また、解答に要する時間ですが、私は規定時間の半分程度(1時間45分)で解答できます。
講師だから当たり前なのですが、でも合格者は勿論ですが、合格していない受験生である程度の水準に達している方も規定時間内には解き終わっています。
失礼ですが、単に、その時間で解答できるような「訓練を欠いているだけ」です。
ただ、これも相対的な合格基準ですので、これも人より少し早く解ける程度で十分です。
答えは、いつでも「自分の中」にあります。
そして、本試験も微細な変化はありますが、いつでもそこにあります。
むしろ、変化が大きくそして逃げているのは、他ならない「自分自身」じゃないでしょうか?
これは、本試験を仕事と置き換えると、私自身も自戒したい言葉ですけどね(笑)。
山川社労士予備校
三宅大樹
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yamayobimiyake 2017-06-14 11:16:36
山川社労士予備校
三宅大樹 先生
いつもお世話になっております。
この度は、懇切丁重なアドバイスとお考えを頂きありがとうございます。
まさに、仰るとおりだと思います。後になって愚問だったかなと反省しております。それでも先生のお考えをお聞きできたことは本当に嬉しいものです。
三宅先生の仰ることは、個人ブログのほうでも示唆に富んだご意見がありましたのですぐにピンときました(笑)。よもやと思って質問コーナーを見ましたら、予想どおり、拙問にご回答をお寄せいただいておりましたので。。
先生は専門の先生であるにしても、「1時間45分!」で解き切れるとは脅威的なスピードです。4万人もいる受験生で合格レベルにある人も、そのスピードで7割正答できているなんてすごいです。
私もその訓練を積んでいますが、やはり解答精度が粗くなり正答率が落ちます。どんなにスピードを上げても3時間ほどは十分にかかってしまいます。
でも、無理はしないと決めてます。どんなに努力しても、個人差はあるものと達観します。ですが、スピードと正答率を高める努力は怠らないようにしています。
さすがに、択一式で63点を叩き出す三宅先生は、すばらしいです。だからこそとても説得力がああります。
7科目で各科目平均1点しか失点していないとは!!!
三宅先生は、まさに王者です。その神髄をこれからも私も真似してみたいと思います。学ぶとは、「真似ぶ」と言います。手本となるべき師として。
この度はありがとうございました。
hauser 2017-06-14 21:06:54