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労災保険法/残された時間での効果的な学習方法について
JIRO2 2017-06-25 10:07:51
昨日、某大手予備校の公開模試を受験してきましたが、労災保険法の択一式が3点と撃沈してしまいました。
選択の労災は5点で、選択式トータル36点/40点、択一式トータル45点/70点で、労災以外は足切りなしでした。
28年度の本試験でも、労災は、選択式5点で、択一式3点の足切りで、あえなく撃沈いたしました。
自分では、年金に苦手意識があるものの、理解しているつもりの労災で選択式は得点できるのに、択一式がさっぱり得点できないことが今更ながらに痛感いたしました。
やはり、本質的なところを理解できていないのだと思いますが、
今後、残された時間で労災保険法の択一式を効果的に得点力アップさせるには、
どのようなテキスト、問題集で、どのように学習することが効果的でしょうか?
ご教示方、よろしくお願いいたします。
労災保険法に限らず、理解しているつもりだが得点できない場合に、まずやるべきことはoutputの分析です。
本試験や模試の復習として、「どこを間違えたか」をチェックする方はまあまあいらっしゃいますが、「なぜ間違えたか」をきちんと分析する方は少ないようです。
「なぜ間違えたか」の分析も、単に「見落としていた」「覚えていなかった」「勘違いした」の段階では足りません。
なぜ見落としたのか?、なぜ勘違いしたのか?、見落としや勘違いにも、その原因があるはずです。
仕事でミスをしたときに「なぜなぜ分析」という見直し方があります。
ミスの原因を「なぜ?」と考え、気づいた原因がなぜ生じたかを「なぜ?」と考え、さらに気づいた原因がなぜ生じたかを「なぜ?」と考える。
論理的なつながりを大切にしてこれをやると、基本的なプロセスの欠陥に気づきます。
私自身の経験でいうと、模試択一で50点の壁が越えられなくて悩んだときに、これに似たことをやりました。
間違えた問題や肢には、一見異なった間違いの原因がそれぞれあったのですが、突き詰めていくと、本当の間違いの原因は、問題文をきちんと読んで題意を掴むということができていなかったのだ、という結論になりました。
模試1回あたり、択一で10点くらい題意のはき違えで失点していたのです。
それで私が取った対策は、「問題文を早く集中して読む」トレーニングです。ゆっくり読むと、私の場合、長文問題だと要素を忘れるんですよ。早く、集中して、がポイントでした。
模試の内容はわかりませんが、去年の労災・徴収の択一は、ある意味難しかったと思います。
基本的なことをきちんと押さえられていればそんなに難しい科目ではなかったのですが、基本的な部分に少し曖昧さがあると正解肢を選び出せない問題が複数あったと思います。
私も本試験直後に解きましたが、「へーえ、面白い」と思いました。
あなたがどのような原因で得点できなかったのかは、私にはわかりません。
また、労災保険法に絞っても、得点できない原因は千差万別です。
いずれにせよ、「得点できなかった問題」が目の前に20問も横たわっているのですから、これを分析しない手はありません。
なぜ間違えた、なぜそう思った、を繰り返してください。
私は、模試は、自分の欠点を分析するために受けるものだと思っています。
すくなくとも、それができていないとアドバイスのしようもありません。
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poo_zzzzz 2017-06-25 11:10:55
横から失礼します。
ちょうど私が悩んでいる事に関連した質問がでていましたので、ここに書いてみた次第です。
はじめまして。私、最近山川社労士予備校に入校しました「sekainotanichan」と申します。
7月2日の東京での山川先生の直前対策講座にも出るつもりです。
何卒宜しくお願い申し上げます。
恥ずかしながら、私も、なぜ間違えたのかまで掘り下げられるほどの復習をいままでやって参りませんでした。
先日といた月刊社労士受験主催の模擬試験を、なぜ間違えたかまで掘り下げようとしても、
>なぜ見落としたのか?、なぜ勘違いしたのか?、見落としや勘違いにも、その原因があるはずです。
と申されましても、「覚えていなかったから」「記憶から抜け落ちていたから」以上の答えをいまだに見つけられないのが現状です。
>仕事でミスをしたときに「なぜなぜ分析」という見直し方があります。
>ミスの原因を「なぜ?」と考え、気づいた原因がなぜ生じたかを「なぜ?」と考え、さらに気づいた原因がなぜ生じたかを「なぜ?」と考える。
>論理的なつながりを大切にしてこれをやると、基本的なプロセスの欠陥に気づきます。
と申されましても、そのようなことを小学校でも中学校でも高等学校でも教わりませんでしたから、また両親からも教わった覚えがありませんから、出来ないのは当たり前だと思います。
社会にはこのようなことが多すぎると思います。学校でマトモに教わっていないのに、社会に出たら出来て当然のように言われる事が多すぎる事に納得がいきかねています。
・・・あ、これはほんの余談でした。
ところで、この段階にいたって、のこり60日ちょっとの段階で、その程度の理解度しかないというのは、もう今年はあきらめたほうがいいのでしょうか。
先述の模擬試験も、選択式24点択一式30点というじつにしょっぱいものでした。
なお、私は幸いまだ勉学に沢山時間を割くことができ、ほかのことをしている最中に講義を聴いたり、隙間時間で暗記事項を覚えることを勉強時間のうちに入れてよいのなら、ざっと700時間は確保できる計算です。
sekainotanichan 2017-06-25 21:22:50
poo_zzzzz 様
丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。
poo_zzzzz 様の過去の取り組み実践をお聞きして、自分の取り組みの甘さを痛感いたしました。
「なぜなぜ分析」早速実行したいと思います。
貴重なご助言、大変感謝申し上げます。
ありがとうございました。
JIRO2 2017-06-26 06:28:02
sekainotanichanさんへ
私は先の回答に「理解しているつもりだが得点できない場合に、まずやるべきことはoutputの分析です。」と書きました。
あなたは今現在、択一の試験科目に対して、「理解しているつもり」と言えるのですか?
JIRO2さんはここで複数回の質問をしておられ、その質問と回答に対するコメントから、まじめにこつこつと勉強しておられる方だと、私は判断しています。
ですからJIRO2さんが「理解しているつもり」とおっしゃるなら、私はそれを信頼します。
このため、outputの深い分析をしてみるべきである、と、先の回答を書いています。
私はあなたがどのような人なのかを知りません。
ですから、outputの深い分析をして、成果が上がるレベルにある人であるかどうかの判断もできません。
outputの分析を論じる前に、input学習が一通り終わって、内容が理解できていると自己診断できるかどうか、ご自身の状態をチェックしてください。
社労士試験は、良質なテキストの精読と過去問のトレーニングだけで、択一式に関しては合格ラインに達する試験です。
順調に学習が進めば、outputの深い分析など、意識する間もなく受験が終わるでしょう。
でも、どんなに優秀でまじめな方でも、躓く時はあるのです。
私は、JIRO2さんの今がそうだと思い、私が考える「やるべきこと」をアドバイスしたに過ぎません。
また、今の学習レベルの問題は別にして、教えてもらっていないからできない、と、おっしゃっていますが、私にはやろうとしないだけ、としか見えません。
「覚えていなかった」のなら、次は「覚えるべき範囲だとわかっていたが覚えていなかった」のか「覚えるべき範囲だとは思っていなかった箇所だった」の判断をするのが当然でしょう?
「覚えるべき範囲だとわかっていたが覚えていなかった」のなら、今までの学習方法のどこに問題があって覚えていなかったのかを考え、どうやればご自身が覚えようとする箇所を漏れ少なく覚えるかの対策を考えるのが順序だと思います。
例えばテキストの精読や過去問対策が甘かったのであれば密度を上げ、メリハリをつける工夫をしなければなりませんし、例えば項目は覚えていたが数字を間違えたのなら、暗記方法の工夫(例えば覚えるべき数字や以上・以下・未満だけをノートにまとめて月に1~2回集中的につぶすとか)も必要になります。
「覚えるべき範囲だとは思っていなかった箇所だった」のなら、テキストに記載があるかどうかを確かめ、記載があるなら学習すべき範囲の再検討が必要かもしれませんし、記載がないなら、その部分を捨てるかどうかの判断になります。
これはほんの一つの例ですが、そんなに難しいことを言っているのではありません、要は、自分の目の前の壁が何なのかがはっきりわかるまで、なぜ?なぜ?を繰り返し、壁が見えたらそれを乗り越える方法を考える、ただそれだけです。
あなたが何のために社労士試験を目指しているのか、私は知りません。
しかしもし、将来開業しようと思っておられるなら、教えられていないからできない、と、いう考えでは、おそらくまったく仕事ができません。
私は開業してもうしばらくで20年になりますが、知らないことだらけの仕事を調べて、尋ねて、失敗して謝って、なんとか形にして今日までやってきました。
社労士には修士制度なんかありませんからね。合格して開業するなら、あとの道は自分で切り拓くしかないのです。
別に社労士でなくても、サラリーマンであっても、仕事にやりがいを求めるのであれば同じです。
教えられていない、ではなく、自身のやるべき仕事に対して学習が足りないのだ、と、いう考え方でなければ、仕事にやりがいなんて起きませんよ。
最後に、今年をあきらめるかどうかもあなた次第です。
私の受験同期に大学生の方がいました。
私と彼とはかなりの年の差でしたが仲良くしていただいたのですが、彼が受験2か月前の模試で択一が30点そこそこだったのです。
しかし彼は合格しました。あとになって訊くと、模試のあとすぐ、試験までの学習計画を立てて、毎日寝る時間と食事以外はずっと籠もってやり通したそうです。
しかし、これは一つの「才能」でしょう?
また、学生さんで環境が恵まれていた点も大きいと思います。
ですから、このようにすればまだ可能性はありますよ、と言われても、できる人ととできない人があると思います。
以前、過去問だけで合格した人がいるらしいが、これはどうか?という質問が他の人からありましたが、これも同じです。
もし、本当にそんな方がいらっしゃったとしても、それは一種の「天才」なのですよ。自分になぞらえてどうかは、論じる必要もないと思います。
不可能ではない、しかしそれをやり遂げるにはものすごい努力とある意味の才能が要ることを、やるかやらないかは、あなたの決意です。
間に合わそうと思う意志があるなら、学習計画を立て、それを完遂してください。
あなたに何が欠けていて、何ができるのかを判断できるのは、あなただけなのです。
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poo_zzzzz 2017-06-26 00:35:19
正直かなり厳しいアドバイスですね。
しかし、poo_zzzzz様なりの、愛情をふんだんにこめたアドバイスである事はわかりました。
私がそもそも素質的な部分で社労士としてやっていくのが厳しいことはわかりました。
しかし今年すでに受験料も払った事ですし、引っ込みがつかないので、受験はしようと思います。やれるだけの事はやってみようと思います。
sekainotanichan 2017-06-26 10:04:10
sekainotanichan 様
同じような悩みを共有されているのですね。
この試験は、諦めた時点で終ってしまうと自分に言い聞かせて、何度も折れそうになる気持ちを奮い立たせて取り組んでいます。
勝負は下駄を履くまでわかりませんし、土俵際のうっちゃりもあり得ます。
私は、poo_zzzzz様に例示いただいているような「天才」型ではもちろんありませんし、時間的に比較的余裕がおありの学生でもありませんが、
仕事の隙間時間を有効に活用し、最善を尽くしたいと思っております。
お互いに残された時間、悔いのないように頑張りましょう!
JIRO2 2017-06-26 14:39:19
JIRO2様
本当、私もそれこそ凡人以下です。
考える力、自分で何とかしようという力には正直乏しいです。
それでもあがきます。
お互いに頑張りましょう。
sekainotanichan 2017-06-26 15:37:40