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学習法/2018年受験に向けた学習について
towalion 2017-08-29 23:35:26
今年が3年目でした。
1年目は資格スクールへの通学、2年目以降は通信教材を中心として学習しており、
次回4年目も、地理的・経済的理由から、通信教材を中心にする予定です。
▼今年度本試験
選択式:32点(健保2点) ※自己ベスト
択一式:42点(労災2点) ※自己ワースト
労災2点という致命傷があり、もう1年ということになります。
2017年試験向けの学習は、以下のような要領でした。
前年(2016年本試験)で予備校各社が「基礎的な論点が多かった」と評していた選択式で失敗した反省として、
いわゆる「基礎」を徹底的に固めて、択一式を安定的に50点台に乗せることを目標にしました。
2年目(2015年向け)では省略したインプット講義を受講することで、知識や理解の“抜け”を探して埋める方針で臨みましたが、
モチベーションの面で乱高下が激しく、インプット講座90回の受講終了が7月までずれ込みました。
その分、過去問を含めた演習による補強の機会が不足したことに加え、
テキストを繰り返し読み込む時間を取ることなく、「1周しただけ」で本試験を迎えたような弱みがありました。
結果として、3年というスパンで見た学習量の蓄えで、条文や動向に関しては勘が働き、選択式の点数は伸びましたが、
1年というスパンでみた学習量は不足したボロが出て、思惑とは裏腹に択一式は数字を落としたものと自己分析しています。
また、今年の試験では、山川先生のおっしゃるところの「抱き合わせ問題」が例年以上に各科目に浸透していました。
加えて、テーマを設定した問題でも、試験対策上は比較的マイナーな話題で1問が構成されたり、
例年通りのテーマでも法律の大枠の理解からいっそう具体的な論点に突っ込んだ選択肢で構成されるパターンが多い印象を受けました。
一つ一つは決して手も足も出ない題材というわけではなかったので、「難しかった」という言葉は使いたくありませんが、
1年間の学習不足を「試験対策上の経験的なノウハウ」でごまかせない問題だった、というのは、失敗した私の実感です。
このため、たとえば「年次有給休暇で確実に1点」「年金給付の小問は得意」のような得点の計算をしづらく、
1問1問に緊張感のある試験だったと思っています。
これまで、“出たとこ勝負”な雰囲気が苦手だった一般常識科目の方が、
「高得点は厳しいけど、これとこれが出るので4点はOK」と、解答しながら計算が立ったような感さえありました。
来年以降も同じ出題傾向が続くかは分かりませんが、
論点の得手不得手を問わず、何をどんな順番で問われても、常に一定以上の精度で打ち返せる力をつけることが、
リベンジ組が2018年の合格のために必要なスキルである……という結論に至りました。
長々と、失敗した受験生が偉そうに分析してきましたが、これを踏まえて、
向こう1年間の学習プランについて、アドバイスを請いたくて質問を投稿しています。
2017年向けで、あらためて初学者向けのインプット講義を1周したことで、
「そもそも、最低限知らなければいけないこと」のマスターについては、制度沿革や一般常識を含めてある程度の手応えを感じています。
一方で、前年の目標に掲げながら真逆の結果をもたらした「択一で常時50点」に対しては、
先の分析を踏まえて、「どの論点でも、常に一定以上の精度」のために、どのようにアプローチを取れば良いのか、迷いが生じています。
(本試験終了直後の自己採点前から、「これ、来年も受けることになったら、どんな勉強すれば良いんだ?」……と大混乱していました)
そもそもの私の分析に独りよがりな部分もあるかもしれませんが、過去問、ヤマ予備の講座や月刊社労士受験の企画、
あるいは他の一般的な受験参考書類(これについては具体的な教材名を挙げたものでなくても大丈夫です)の活用も含めて、
この混乱に何らかのヒントをいただければと思います。
なお、学習時間に関しては、今年の反省も踏まえて、平日・休日の時間の使い方やモチベーション維持方法を再検討して、
行うべき学習量に必要な時間を確保できると考えています。
また、通勤時間がほとんどないため、いわゆる「すき間時間」よりも、机に向かって学習する時間の方が確保が容易な環境です。
もともと、ワタクシ文章が長くなりがちな悪癖がありますが、
今回は自分の迷いまでもを馬鹿正直に言葉にしたため、冗長な文章になってしまったことを、ご容赦下さい。
こんばんは。参考にしてもらえたら幸いです。
とかく、昨年度点が伸びなかった科目を中心に行いがちになります。年金なら年金、雇用などね。
質問者様の場合は労災と徴収になるかと思います。
各科目に基準点が設けられている以上、満遍なく4点以上を択一では取らなければならないので、得意科目だろうが、弱点だろうがね。
また深く掘り下げ過ぎになってしまう事もあります。
今年度の労災からして業務上災害、通勤災害の通達はテキストに無いヤツを探してしまったり、労災の判例はもっとないか。と、探してしまったりね。
それは仕方がない部分もあります。テキストに書いてある事は一通り判ってる。知らない部分を探して掘り下げたくなります。
僕もそうだったんで、それは十分に気持ちは理解するんです。
ですが、その『判ってる』と思っているテキストに再度立ち戻り、一歩一歩踏み固めてください。できるだけテキストの範囲から逸脱しない事を念頭に。
また、問題演習でもテキストに立ち戻って確認する作業を怠らない事です。
これが一番嫌で、くやしさがこみあげて来るんですが、再度基本に戻ることを考えてみてください。
どうしてもテキストの範囲から逸脱したいなら…止めませんが、深く掘り下げるのは基礎が盤石になったと思った後にすべきですから。
モチベーションはどうしたって下がります。そこからいかに素早く立ち上がるか。が大切です。
こんだけやって来年もダメだったら…見たことない問題が選択で出たら…これが今まで以上に頭をよぎるかもしれません。
1年の間には色々な事があるかと思います。
ただ、再度立ち上がった自分の気持ちを再度奮い立たせ、頑張ってください。
他が決めたんじゃない。自分で決めた事ですから。
合格者や自己採点高得点の方のコメントが正直ムカつき、それがモチベーション低下になるかもしれない。
サクラメールを確認し、自分の勉強方法を修正すべきなんですが、素直に見れない事もありますし、悲しくなってくる。
これも僕は経験してます。そりゃおめでとうって書きますが、自分が辛く何が足りないんだって思う。僕は思いましたから。
ただね…みんな一緒に(見えないですが)勉強した仲間です。来年は自分がその立場になるんですよ。それを強く強く思い、毎日やるしかないんです。
合格し、晴れて卒業していった人を祝ってあげる事は今は厳しいかも知れませんが…ね。
あなたがたは決して一人じゃないです。頑張って…って言葉すら杓子定規な定型文に今は聞こえるかもしれない。
でもね。頑張ってください。僕に言えるのはこの言葉しかないです。
再び立ち上がって受験を志す質問者様。またこの回答を読んでくださった方が来年本懐を遂げられることを切に祈っています。
参考になった:12人
kasutori 2017-08-30 03:01:23
towalionさま
ご相談内容を読ませて頂きましたが、率直に思うことは以下のとおりです。
なお、置かれていらっしゃるすべての環境について分からないので、当てはまらない点がありましたら、ご容赦ください。
①50-42=8点 このあと8点を取るために、何が足りなかったのか(事前の準備、当日の対応)分析をしてみてください。
その裏返しが最大の対策です。誤答した38点中8点でいいわけですから、それほど難問は含まれないと思います。
②また、択一労災徴収及び選択健保の基準点に満たない択一2点、選択1点分も同様です。
③その分析内容を対策にするときは、表面的なものに留めないでください。
つまり、その知識を知らなかったから解けなかったと考えるのではなく、なぜその知識がなかったのかと考える。
知識があるにもかかわらず間違えたのであれば読み間違いをしてしまったと考えるのではなく、なぜ読み間違いをしてしまったのかを考える。
問題点を表面的に留めるのではなく、より根本的な対策へと広げてみてください。これができれば、劇的に得点力が上がります。
④受験生は一般的に、出題傾向の変化に非常に弱いです。労災の判例や、事例等については我々は色々な媒体でご提供してきましたが、それはそう変化すると予測していたからです。
こういう変化の対応に対しては、ご自身でも勿論やることもできますし、我々を含めた専門のスクールを活用するのも手です。
⑤アウトプット学習が不足していた翌年、極端にインプット学習を減らしてしまう受験生も多いです。
インプット学習は筋トレみたいなもので、絶えずやらないと衰えます。
講義を聞くのではなく、自分でテキストを読むとか、苦手な単元のみ講義を聞くとか時間短縮の工夫をする余地はあると思いますが、極端に減らさないように注意してみてください。
⑥ここまでを行うと、自ずとどの教材を選択すればいいのか(逆にしなくてもいいのか)、またどう活用すればいいのか自ずと分かってきます。
この①~⑤の過程を飛ばしている受験生は非常に多いですが、逆に合格される方はご自身で無意識にやられている方が多い様に思えます。
少し遠回りかも知れませんが、まだ8月末ですから、9月中は学習に入る前にそんな分析をされてもいいかもしれませんね。
以上、参考になれば幸いです。
山川社労士予備校
三宅大樹
参考になった:7人
yamayobimiyake 2017-08-30 14:36:02
kasutori様には主に精神的な部分、三宅先生には技術的な部分について、ご助言ご指導いただきまして、ありがとうございます。
この週末には、択一式の試験中に問題用紙に書き込んだ○×を見ながら、
「正誤判定が正しかった肢」「正誤判定を誤った肢」「正誤判定できなかった肢」を洗い直して、
科目ごと、領域ごとに、自分の理解がどの程度の深度で躓いているのかを把握するつもりです。
(1年目、2年目に、必要と分かっていながらも、本試験後の休養期間で放置したまま終わってしまった作業です)
そこに三宅先生のアドバイスを足して、
誤ったり分からなかった肢のうち、どれとどれを正確に判断できていれば、労災徴収の2点や、足りなかった8点に届くのか?のシミュレーション。
遊び感覚ですが、そういうチマチマした数字遊びは好きなので、楽しみがてらにやってみようと思います。
昨年(2016年)の試験で、選択で失敗したにもかかわらず、敢えて「択一強化」をはかったのは、
選択式で失敗するよりも、択一式で失敗する方がはるかに恐いと感じたからです。
選択式と違って、択一式は「合格に必要な点数」を確実に確保できるレベルというのがあり、
そのレベルに到達して、尚且つ維持向上が出来ていれば、
たとえば今年や来年の選択式で問題との巡り合わせが悪かったとしても、続けていればいつかは受かるだろうと考えて。
逆に、選択式で成功した年に限って、択一式の一般常識が3点だったりしたら、それこそ再起できるかどうか……。
まあ、そんなことを意図して勉強した結果がコレですから、目論見違いというか、独り相撲もいいところですが(^^;;
ただ、自分の中では、この考え方の基本は変えていません。
むしろ、択一式で苦しんだ今年でさえ、選択式で以前は考えられなかった30点に乗せたことで、
「選択は、少なくとも総合点は学習経験に比例して伸びる」ということを感じています。
(この根拠のない感覚も、来年の本試験でどうなるか分からないですけどね…)
少なくとも、次の1年に取り組む意識のうえで、この考え方で臨むことが、
モチベーション維持だったり、学習の方針をブレさせないためにベストだと思っています。
私の場合、モチベーションの問題は、試験の失敗に悲観するとか恐くなるということよりも、
「ネガティブになっているわけではないのに、なんとなく、やる気が起きない」状態が2週間、3週間と続きがちなことです。
これからの1年、そんな状態のときに、精神的なアドバイスと技術的を助言いただいている、
この質問に戻って来ようと思います。
参考になった:1人
towalion 2017-08-30 18:49:43