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ジャンルなし/今年の合格率について
hauser 2016-11-07 10:29:17
本試験の結果発表まで、1週間を切り、(私の場合は、すでにダメですが)その合格基準と合格者数(合格率)がどうなるのかについて、気になります。
と申しますのも、今年の結果が、来年以降の傾向、方向性、あるべき姿、が固定されていくであろうと思うからです。
いくつかの予備校の解答解説会や講評、今後の動向的な話を聞く場に参加してみたのですが、ほとんどの講師は、「希望を持たせる前向きなコメント」で、本当にそうなのか、疑問を感じざるをえませんでした。敢えて、厳しいことを言わずに、頑張れ、頑張れば必ず受かるというのは、ありがたいお言葉ですが、この社労士試験の今後の方向性の本当のことを言って欲しかったという思いもあります。
個人的に思いますのは、去年の2.6%、合格者数1051人に絞られた真の理由が、公正に明らかにわかったとはとても言えないと思うのです。
補佐人制度導入直後の試験だったことも一因か、そんな気もします。業務の社労士の権限拡大には、かなり試験内容に対する注文付きであったそうですから。
ですが、巷では、今年は合格率は上がる、合格者数も増えるはずという希望的感想も多く聞かれます。でも、一気に10%を越えるということは考えられません。今まで5~7%という一定の合格率を維持してきたわけですから。
今年は実受験者数も恐らく4万人ギリギリか、3万9千人代まで落ち込むでしょうし、年々少なくなる受験者数と難化する一方の試験、そこから見えてくる姿、社労士権限拡大に伴う実効策の担保、
それらを断片的にでも集めて考えますれば、この試験がこの先どう進むのか予想できそうです。
前置きが長くなりましたが、来年への自分の鞭と捉え、一層厳しく勉強していくためにも、今年の合格率がどうなるか、今後の試験の方向性に対して、見解をお持ちの先輩ご諸兄様の皆様の忌憚ないご意見を頂戴いたしたく思います。
よろしくお願いいたします。
こんばんは。忌憚なき意見をと云う事なんで、少し…
二年前が確か9%。その反動で下がるなと思ってた昨年は史上最低水準…この反動は今年あると思うんですよね。
どこまで上がるかですが…正直わからないですね。
5~6%くらいだとは思います。今年もし2%台なら択一で50点台、選択で救済が一切なしってレベルになっちゃうと思います。
さすがにそれは…ね。過去の合格者との差が出ちゃいますから。
ただ、今年の反動は来年来ると思って準備は必要かと思います。二年に一度選択式で悪さをする科目がありますし。
私感ですが、僕は合格率を気にはしなかったんですね。択一で50点、選択で全て3点以上ならば合格できるだろうと思ってたんで。
他の試験だと上位2%に居ないとあかんってのはありますが、社労士試験は年度によって難しい時がありますが、『上位〇%』ってのが無いかと思います。
ゴールまで我武者羅に走った後にわかることだと思うんですよ。走る前から気にしてると自分自身に過度にプレッシャーをかけちゃいますから。
程よいプレッシャーとあっつい情熱。後は何が足りなくて、それを補うために何をするか…計画と実行、見直しのサイクルかと思います。
PDCA+P(passion)あっつい情熱は暑苦しいかな(笑)ただ、受験生活自身の感情に浮き沈みが必ずあると思います。
誰のためでもない、自分のため。自身を奮い立たせないとね。って思います。
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kasutori 2016-11-07 18:20:38
kasutori 様
早速に、ご丁重なるご返信を頂きましてありがとうございました。
試験年の難易如何による反動の件、なるほどと思いました。ですが、kasutori様の仰る択一で50点、選択基準割れ無しなら、誰が何と言おうと文句なしで合格できる、
たしかに、シンプルであり、真理であり、力強い激励です。
合格率がどう出ようとも、高い点数を出せばよい、それだけだと思いつつも、試験を終えた後に襲う、「この試験のこの問題は、社労士として知っていなきゃいけないことなのか」という感情です。
もちろん、調整弁だな、と割りきっていますが、そんな問題を出すなら、もっと別の出題もできるのではないかと思うこともあります。
でも、それは行政が考えることで、受験生が不満を言っても絶対に改善しないわけですから。
安定した得点を模試で出し続け、本番でもその調子を維持して、1問は必ず出る難奇問を解き切り、3点確保か2点でも運よく救済で救われれば合格・・・・、
たしかに、私にとって大変な困難な険しい試験です。
大講堂に集まる100人近くいる受験生の中で、合格者が、たった3,4人くらいという率ですから、やはり相当に難関といわざるをえない過酷な試験ですね。なにしろ、司法試験合格者1500人程度を下回るのですから、一体これからどうなってしまうのか、多くの受験生が気にしていることだと思います。
hauser 2016-11-07 19:15:22
同じ受験生の身ですが、基本的には kasutori 様と同じような考え方をしています。
要するに、ボーダー超えれば良いんでしょ?と。
「択一で各科目5点、合計50点」「選択で、少なくとも確実に3点取れるレベルの大問は3点確保」
これを取りこぼしなく毎年続けられるだけの理解と注意力を身につけていれば、あとは選択式の勝負。
その選択式にしたって、試験勉強で培った知識と思考プロセスを総動員しても
A~E全部がチンプンカンプンなんて問題はそうそう出ませんから、賭けに出て勝てることもあるでしょう。
むしろ、賭けに勝った年に、易しい科目の凡ミスや択一の基準点割れで落としたらつまんないですから、
その意味でも「順番が回ってくる年のために、出来る準備をしっかりしておく」という戦略を立てています。
しかも、50点切ったり選択で2点になってしまっても、
向こうが勝手に基準点を引き下げて「救済」してくれる可能性もあるときたもんだ。
正しい方向で準備をし続けていれば、どこかで受かるはず。
言うは易し行うは何とやらですが、
私は社労士業界や総務畑とのパイプがなく(したがって肌感覚もない)、
周囲の信頼という点においては、資格取得してやっとスタートラインに立てる立場ですので、
少なくとも向こう数年間は試験に受かること「だけ」を考えることにしています。
厚生労働省や総務省が、社会保険労務士という国家資格をどのようにしようとしているのかは、
社会保険労務士法の第1条・第1条の2に定められた理念や責任を背中に負っていない受験生の段階では、
自分がコントロールできることではない、くらいに割り切っています。
(“受験勉強に臨むにあたっては” 割り切っているという意味であって、
社労士として食べていくうえで今後の動向なーんも考えてません!ってことではありません、念のため…)
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towalion 2016-11-07 22:07:46
towalion様
貴重なご意見を頂き、ありがとうございました。
本当に至言です。
この試験も、合格してやっとスタートラインですね。
その後も、その世界で生きていくのなら、絶え間ない勉強を続けていくことが必要だと思います。
必要な姿勢として、勉強というものが苦にならない、楽しみながら学ぶことができるか、その事が同時に人の役に立っていることの実感を味わいながら仕事ができるか、
試験勉強をしている中でも、そんな姿勢、心構えを試されているのだと思うようになりました。
どんな問題が出題されようとも、何かを試されているのだなと、常に思いながら勉強をし、常に意味、目的を見出だしながら学びたいと思います。
hauser 2016-11-08 20:32:30