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dreamgetさま

ご質問ありがとうございます。
過去問はほぼ解けるけど、答案練習や模擬試験になると、思うように点が取れないという現象は、これはその年合格する人であってもごく普通のことだと思います。

当たり前のことですが、そこから合格するかしないかを分けるのは、その過去問⇒答練・模試のギャップをどう埋めるかに尽きます。
このギャップは難易度の差というよりも、一見「見たことがない」(※本当は見たこと聞いたことがある問題がほとんど)問題に対する対処です。
そして、今年の本試験も、その過去問と同様のギャップが存在します。これに対してどう対処するかです。
その予行演習をやっていると思ってください。

例えば、ピンクマーク答練の労基・安衛は、働き方改革関連法案による改正の問題が多かったはずです。
仮にそれで失点しているのであれば、その知識が現時点で足りていないまたは精度が低かったことを意味しています。
これは、当然ですが過去問だけでは対処しきれません。
であるならば、対策はその裏返ししかありません。
ピンクマーク答練には、解説講義もそうですが、おまけブックというのが付いています。
そこには、出題根拠となったINPUTテキストの箇所や過去の類似問題の番号が肢別に記載しています。
これらを頼りにテキストに戻るというやり方が、これからの時期は必要になってくると思います。
法改正の内容であれば、改正法マスター講座がINPUTテキストの代わりです。

また、ピンクマーク答練の解説や解説講義の復習も大事ですが、周辺部分の知識補充も必要です。
なぜならば、本試験でピンクマーク答練と全く同じ論点であれば、いいのですが、なかなかそれは難しいです。
一方で、かすったりすることは結構多いです。で、あるならば問題の復習を通じて周りに拡張していく方法がこれからの時期は効率的です。
最初からテキストを読むという時間はなかなかないですから、問題を契機に拡張的に復習する必要があります。

また、よくある現象として知識はあったが、問題文を読み取れなかった又は読み飛ばしたということがよくあります。
これは、知識はもうある訳ですから、覚えるというよりも、問題文を論理的に読めたかどうか、又は類似や近似の知識と干渉していないかとか、
単に知らなかったから覚えるという対策では、解決できない問題を孕んでいます。
これは、本を読むのと同じですが、問題文を読む量と論理的に読もうとする頭の使い方の訓練である程度解決します。

と、当たり前ですが特効薬はありません。
答練や模試は、自分の現時点の立っている位置と合格のギャップが分かる道具に過ぎません。
ですので全部の問題を解けるようになる必要はありません。
正直、ピンクマーク答練であれば、10点中半分取れていれば、基礎的な力は十分です。
あと、1~2点上乗せするためには、どのような知識や問題文の読み方をすればいいのか、その失点した内容の裏返しをご自身で地道に続けてください。
それが、一番優先すべき事項だと思います。

以上、ご参考までに。

山川社労士予備校
三宅大樹


参考になった:16

yamayobimiyake 2019-05-14 17:07:25

たくさんのアドバイス、ありがとうございました。
現時点での自分の知識をもう一度、再確認をしながら、不十分なところを補充して埋めていく気持ちで、取り組んでいくようにします。
あとは何度も訓練してみます。
ありがとうございました。

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dreamget  2019-05-14 17:41:18

・ 過去問は一通り解いた
・ 答練が正解できない
だけでは、アドバイスのしようがありません。

口述講義とテキストを使った学習は、いかがでしたか?
また、過去問等の演習をする場合、テキストに戻ってテキストの内容に合わせた理解ができていますか?
そして、現状として、テキストの内容に対して、あなたはどの程度の知識を持ち、理解できていますか?

そのあたりについて、あなたの自己評価がわからなければ、次、もわからないように思います。

参考になった:2

poo_zzzzz 2019-05-14 17:12:10

ご指導、ありがとうございます。
質問内容の書き方が至らなくて申し訳ございませんでした。
自己評価を意識し、現時点でどの程度の理解をしているか、出来ていない箇所はテキストに戻ってもう一度確認をしながら、一つずつ知識を埋めていく努力をします。
ありがとうございました。

投稿内容を修正

dreamget  2019-05-14 17:48:32

そうですね、インプットテキストと口述講義を使った学習で得た知識は、買ってきた買い物を部屋の中に置き散らかしたような状態で、必要なものが必要なときに利用できません。

これを分類し、棚に載せ、引き出しにしまって、必要なものを必要なときに使えるようにするのが過去問その他の演習です。

三宅先生も「また、よくある現象として知識はあったが、問題文を読み取れなかった又は読み飛ばしたということがよくあります。」と、書いておられるでしょう?

知識を得るということと、それを活用して問題を解くということの間にはギャップがあります。

このギャップを埋めるには、

(1) 問題文はきちんと読めているのか、特に長文の場合に間違えて読むことはないか
(2) 問題を読んだ時に、テキストのどの箇所がテーマなのかが解るか
(3) 問題に対し、テキストの知識が足りているか、その知識に対する論理的な理解が足りているか
(4) 出題者の意図が論理的に理解できていて、題意に沿った解答ができているか

を、常にチェックしながら問題に当たる必要があります。

問題なのは「今の得点」ではありません。

あなたが今しているのは「トレーニング」であり、今の得点は、トレーニングの効果が出ているかどうかを評価する指標に過ぎないのです。



案外見落としがちなのは(1)です。
いちど、「読み間違えで失点した設問」をピックアップしてみて、必要であれば問題文を正しく読む練習をしてください。
私はそれで、10点以上模試の得点が伸びました。

また、(4)については、必ずしも出題者が正しいとは限らず、また、出題者が解りやすく書いてくれるとは限らないのだ、と、いうことは意識してください。
「間違っている」とか「解りにくい」とか言っても、何も始まりません。
特に過去問では、疑義がある設問であっても、それが出題された事実がある以上、題意に沿って(も)解けるようにしなければなりません。
このため、疑義がある設問については、出題時の5肢択一状態を確認し、どのような構成の中でそれが正とされ、誤とされたのかを確認する必要があるかも知れません。

参考になった:6

poo_zzzzz 2019-05-15 09:38:19

アドバイス、本当にありがとうございます。

先生のおっしゃる今のこの「トレーニング」は、私に取って、一問一問をこなす度に、解説を見てはテキストに戻って、また解説見ての繰り返しです。この確認は、とっても疲れます。
本当に「訓練」です。
でも、これを我慢して乗り越えると、解けるようになるんだ!トレーニングも楽になる時がくる!と信じて取り組んでいます。

くじけそうになったら、このアドバイスを何度も読みます。
今朝もそれで読んで、このアドバイスに気付きました。
返信が遅くなって、申し訳ありませんでした。

ありがとうございました。頑張ります。

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dreamget  2019-05-17 05:43:04



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