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私自身の受験生時代は問題集を「回転」や「回す」という感覚で解いたことがなく、過去問も各問平均2回当たっていないのではないかと思うのでお答えしにくいですが、演習の量としては十分なのではないかと思います。

回数からは質が分かりません。

「不明な点や気になった点はテキストに戻って読み返します。」と書いておられるので、質もある程度確保しておられるのかな?と、思いますが、正直わからないです。

また、演習に入られる前のテキストの粗読、精読、口述講義をからめた取り組みをどのようにされたのかもよく分からない部分です。

口述講義は「聞いた」か「聞かないか」ではなく、基本はテキストにあり、口述講義によってテキストの内容に幹を通し、必要な枝葉と必要性の低い枝葉を判別して、テキストの内容を受験対策として十分に整理し理解ができたか、が問題です。

そうやって、「テキストを十分理解できた」と思うくらい知識をインプットをしても、過去問をすると解けないものです。

そして問題を解きながら、不明な点や気になった点だけではなく、その都度テキストに戻り、出題箇所の前後を整理し、テキストの内容がどのように問われるのかを考え、インプットで得た知識を「問題を解く能力」に磨き上げるのが過去問その他のやり方だと思っているので、私は回数を重視していません。



しかし、「基本的なインプット学習は済んでいて、折に触れてテキストに戻っている」という前提で、過去問その他の問題集を繰り返す学習方法を、私は否定しません。

五肢択一の形式でのトレーニングはしていますか?

択一は「正しい肢」「間違っている肢」を選ぶのですが「グレーな肢」は常にあるので、五肢の中で題意を正しく捉え、題意に沿った解答をする能力は、ご自身で磨かなければなりません。

今後模試を通じてご自身の「問題を解く能力」を自己評価することになるのですが、結果的に十分な成果が得られれば、択一に関してはご自身のやり方を信じ、磨き上げられたら良いと思います。

テキストや口述講義や過去問演習を通じて、学習内容の枝葉の整理がある程度できているという前提ですが、模試を通じて「どんな問題が出ても大丈夫」という自信が生まれるなら、択一対策は成功です。



選択に関しては、どんなに演習を繰り返しても「見たこともない問題が出る」というリスクがつきまといます。

これは「運」ですから、受験には運も必要なのだと言うことを理解し、受け入れなければなりません。

でも、このリスクを下げるための工夫はできます。

「見たこともない問題が出る」ことが前提ですから、この工夫は、問題集の量ではできません。

問題集で良いですから、「ここを抜かれたら解答できるか?」という目で問題文を見、文脈から単語を判断するトレーニングをしなければなりません。

さらには、「全く分からない問の場合でも諦めず、なんとか2点、最悪でも1点は取る」のが選択のセオリーなので、よく言われるように迷ったら複数の穴に同じ番号を入れるとか、そういった工夫が必要です。

その場でなんとかなるものではないので、今から意識して準備しておく必要があります。

参考になった:8

poo_zzzzz 2019-05-19 00:30:22

ご回答ありがとうございます。

五肢択一のトレーニングはできておりません。
おっしゃるとおり、過去問をやる時、本試験同様に時間を計り、五肢択一でやってみましたが、思った以上に解けませんでした。

今は択一式を一問一答で解き続けていますが、本試験同様に五肢択一の訓練が必要ですね。
模擬試験で訓練していこうと思っていますが、模擬試験5回では少ないでしょうか?
模擬試験をもっと増やしたほうがいいか、あるいは、追加で予想問題集を時間を計ってやったほうがいいか悩んでいます。

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kazu431225  2019-05-20 13:26:58

> 模擬試験で訓練していこうと思っていますが、模擬試験5回では少ないでしょうか?
> 模擬試験をもっと増やしたほうがいいか、あるいは、追加で予想問題集を時間を計ってやったほうがいいか悩んでいます。

模擬試験(その内容にもよりますが)5回をフルに活かそうとしたら、かなり時間がかかりますよ。
教材を単になぞることで力が付く、という考え方は、間違っている、とは言いませんが一面的です。
1回の模擬試験でも、それを使ってご自身の弱点を補強し、思考プロセスを実戦的に変えていくことはできます。
OUTPUTの教材の量を追うのは止めて、どのように活かすかを考えられた方が良いと思います。

私はよく言うのですが、疑問が起きた時は、普段目に見えない壁が形を見せた時です。
単にテキストに戻って「そうか!」では、せっかく見えた壁を半分も活かしていません。
単に知識が足りなかったのか、知っているつもりだったが出てこなかったのか、問われている内容と結びつかなかったのか、問題文の読み方が悪かったのか、問題を解く時に勘違いがあったのか・・・
「間違い方」も千差万別です。
これをきちんと認識するだけでかなり時間が要ります。
そして、例えば「問われている内容と結びつかなかった」のならば、例えばテキストに書かれていることを点で覚えていて、面の拡がりをもつ知識になっていなかった、とか、間違い方が分かれば、その原因を考え、解決策を練る必要があります。
そのように教材を活用するなら、今の量でも十分すぎると思いますよ。

参考になった:2

poo_zzzzz 2019-05-20 14:51:59

ありがとうございます。

大変参考になりました。

独学で進めており、本当にこのやり方でいいのか、今後どのように進めていけばいいのか、悩んでおりました。

ご回答を拝見させていただき、大変詳しく、かつ丁寧に記載していただき、参考になったとともに、気持ちが楽になりました。

今後も、行き詰まった時は相談させていただけたら幸いです。

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kazu431225  2019-05-20 18:07:34



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