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労災保険法/遺族補償年金の婚姻による失権
charisern 2019-05-25 15:23:20
お世話になっています。
遺族補償年金の受給資格が婚姻によって失権されることの解説の中で、「妻が」「子が」「母が」婚姻すると失権する例があり、ここまでは理解しました。
法16条の4では 「婚姻」とのみ規定がある、ということは、死亡労働者の「父が」婚姻した場合、やはり失権となるのでしょうか。
口述講義の内容ですか?
口述講義を聞いていないので断定できませんが、山川先生は「婚姻による失権」の「例」としてあげられたのでしょう?
講義の中で、「例えば」「ケース」「の場合など」「~の例」「考えられる」みたいな、「例を引いている」と解るような言い回しをおっしゃってはいませんか?
そういった、例示であることが解る言い回しでおっしゃっている、という前提で、以下のコメントは書きます。
「例示であること」が、聞いても分からないような口述なのであれば、以下は読まないでください。
もし、例示であることが解るようにそれらを言っておられるなら、今回のようなご質問は、大変失礼ですがあまり好ましくありません。
なぜかというと、「例示であることが解る」講義内容なのに「例示がないものも該当しますか?」と質問されるなら、受験対策の講義に例示は無数に出てきますから、それらすべてについての質問を意識していては講義が成り立たず、質問された場合に対策校としても対応しきれないだろうからです。
これを防ごうとすれば、講義をする側は「完全な例示をする」か、「何も例示しないか」しかなくなってしまいます。
例えば今回の遺族補償年金について、今回のような質問を受けることを避けるように解説しようとすれば、妻、夫、父、母、祖父、祖母、子、孫、兄、弟、姉、妹の12種類の遺族すべてについて例示しなければなりません。
これでは講義が無駄に長くなるだけです。
と、いって、何も例示しないのでは、分かりやすい講義にならないでしょう?
例示は、いくつもある複雑な例の中から、一番分かりやすいものや、理解しにくいものを適切にピックアップするからこそ「例示」なのです。
もし、私の書いたことにお心当たりがおありなら、そのあたりを意識して口述講義を聞き直していただくことをお勧めします。
「これは例示で他の遺族も同じです」と先生がおっしゃっていれば簡単だったのでしょうけどね。
私も過去に長期間口述講義をしていたことがあるので思うのですが、講義には「リズム」がありますから、そこまで明確さを要求されると講師はリズミカルな講義ができません。前後やテキストの内容から例示であることが解るなら、それで良しと考えていただけたらと思います。
また、「例示かな?、限定列挙かな?」と迷う時は、特定の箇所だけに目や耳を奪われず、テキストを少し遡って読みなおし、講義も少し遡って聞き直されることをお勧めします。
なお、口述講義で明示してテキストを補正される場合を除き、口述講義の基準はあくまで「テキスト」です。口述講義を聴いて「あれ、今のどういうことだろ?」と感じた場合は、テキストの記述を基準に考えるのが順当だと思います。
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poo_zzzzz 2019-05-25 17:08:33
ありがとうございました。
最近、天皇制存続にからむ、男系だ、女系だ、という、議論がかまびすしいので、無用に神経質になっているのだと思い、ご指摘をありがたく受け止め、「試験勉強」の論点のみ集中していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
charisern 2019-05-25 19:08:09
そうですね。
受験勉強では正しい情報に基づく「知識」を養わなければなりませんが、論理的な考え方に基づく「判断力」も求められますので、判断力のトレーニングも意識してください。
参考になった:2人
poo_zzzzz 2019-05-25 19:47:49
純粋に、「はい」 ひとことです。。。
こちらへの質問投稿をするために、かなり自分なりに揉んでもんで、「送信」にいたらずに「すんだ」疑問が山ほどあります。。。
送信のいかに勇気のいることか、その前の七転八倒で自ずと身に付いているであろう何かを信じています。
そこからこぼれて、藁をもつかむ思いでの投稿ですが、結局、良質なものではなく、勉強への姿勢を気づかされます。
そうでした、我々はこの試験を受かることのみに、今は集中するんでした。と。
charisern 2019-05-25 20:26:47
そこまで気にされることはないように思います。
送信に勇気が要ることも十分理解しているつもりですし、その前にいろいろ考えておられることには敬意を表します。
今回のご質問も、良質、とは言いませんが、そのような疑問を持つこと自体は別に悪いわけではありません。
ただ、私としては、テキストを読み、講義を聴き直したら分かるはずの部分は、「読めば(聴けば)分かるはずですよ」と、まず、お伝えするのが筋だと思っています。
テキストを正確に読み、講義を芯を捉えて聴くのは難しいものです。
「だから分からないのは仕方ないではないか?」というお気持ちの方がおられてももっともだと思うのですが、だからこそ、まずお伝えするべきは「今のあなたは読めて(聴けて)いませんよ」と、いうことだと思うのですね。
それとね、こんなことを言うと山川先生に叱られますが・・・
口述講義は「言い足らずがある」という前提で聴くくらいで、ちょうど良いのです。
テキストを棒読みする講師なら別ですが、自分の世界を持ち、そこに受講生を引き込んで必要な知識を分かりやすく伝える「熱い」講師であれば、熱く語っている時に、そのリズムを崩してまでしてテキストをチェックしたり、「えーっと、さっき何を言おうと思ったっけ?」などと考え込みません。
いや、考えてはいるんですよ(笑)
山川先生の講義は以前は誰でも見られたので、私も知っていますが、「今何かを思い出そうとしているな」とか「あ、今何かを思い出したな」と感じる部分が時々見えました。
でも、そこで考え込んで止まったりしませんし、後で言い直したり、付け加える必要が無い、あるいはそれよりも今のまとまりが大切と思えば、そのまま流すはずです。
やはりリズムや流れをとても大切にしておられると思いますし、私の知る優秀な講師の多くは同じです。もちろんそうではない優秀な講師もおられますけどね。
ですので、先にも書きましたが、講義を聴いていて「あれ?」と思ったらテキストを確認し、原則的にテキストの記述を優先してください。
それが上手な口述講義の聴き方の一つだと思います。
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poo_zzzzz 2019-05-25 21:04:46
種々ありがとうごさいます。
とても救われます。
山川先生の講義には心底引き込まれますし、ようやく関西弁のペースにもなれてきました。
以前ご指摘をいただいたように付箋の活用は図っているつもりですので、関西弁に陶酔するのはほどほどに、付箋をきっちりなぞるよう、改めて気をいれていきます。
charisern 2019-05-25 22:00:32