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雇用保険法/Output 問74
charisern 2019-06-02 16:22:14
お世話になります。 問答とも抜粋を割愛いたします。
行政手引 50305の内容につき「気づき」を喚起くださりありがとうございます。
さて、問いでの期間の設定は、行政手引であるところの解答の内容よりも、離職(を決めることにした)者にとっては、さらに厳しいもので、かつ 「・・限り」などの、「ひっかけ」らしい文言もないので、「特定受給資格者となる」と考えますが、いかがでしょうか。
前述しましたように、この問いの趣旨が、行政手引の「はっとする」ような項目への気づかせであると思いつつも、 時により、国語学的な視点でのひっかけにも注意が必要かと疑心暗鬼になっている点を、どうか鑑みていただき、ご指導をよろしくお願いいたします。
charisernさん
一言でいえば、難しく考えすぎです。
これは、ある特定の「事例」を聞いているのではなく、単純に以下の行政通達の記載内容の正誤を聞いています。
この場合の「希望退職募集」とは、希望退職募集の名称を問わず、人員整理を目的とし、措置が導入された時期が離職者の離職前「 1 年以内」であり
、かつ、当該希望退職の募集期間が「3 か月以内」である場合をいう。
その記載内容と明らかに違うことが書いてあるわけですから、誤りと判断するのが妥当です。
私が作問したわけではないので、客観的にいえますが、ひっかけでも何でもない単純な数字の入れ替えだと思いますよ。
つまり、この数字をしっかり覚えてねという意図以外のものは私は感じません。
例えば、以下の内容をどう判断しますか?
・満18歳未満の者はお酒を飲んではいけない。
charisernさんが言っているのは、これを正しいと判断しているのと同じではないですか?
確かに日本語としては正しいですが、以下の条文とは異なりますよね。
・満二十年ニ至ラサル者ハ酒類ヲ飲用スルコトヲ得ス(未成年者飲酒禁止法1条1項)
一般的に本試験問題も「以内」や「以下」等の範囲を含む数字が含む場合、今回のようにそれはある特定の「事例」ではなく、
法令等の記載されている「条件」を指す場合がほとんどです。一方で、そのような範囲を含まない生の数字は特定の事例として与えられます。
問題は異なりますが、ほぼ同じことを、以前、私が別の方に回答しています。
http://smon-hiroba.net/sr/bbs_each.php?rcdId=2519
今回、charisernさんはこの例のBの読み方をしています。
もちろん日本語としても論理としては間違いではないとは思いますが、本試験問題ではこの問われ方をすることはほぼありません。
Aの読み方をせず、Bの読み方をしろというのは、本試験でありえないとはいえませんが、それで正誤が逆に変わるのであればそれは逆にそれ以上の悪問です。
また、仮に作問者がそう考えていたとしても、本試験では5肢択一の相対評価で判断すればいいとは思います。
試験対策としては、Aの読み方を大前提にし、Bの読み方はほぼないがそう読める場合もある程度の感覚が必要です。
以上、宜しくお願い致します。
山川社労士予備校
三宅大樹
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yamayobimiyake 2019-06-02 17:20:57