ニックネーム | *** 未ログイン ***
厚生年金保険法/60歳台前半の老齢厚生年金と基本手当の調整について
lgaim 2019-06-04 21:01:05
H3009E
雇用保険法に基づく基本手当と60歳台前半の老齢厚生年金の調整は、当該老齢厚生年金の受給権者が、管轄公共職業安定所への求職の申し込みを行うと、当該求職の申し込みがあった月の翌月から当該老齢厚生年金が支給停止されるが、当該基本手当の受給期間中に失業の認定を受けなかった事により、1日も当該失業手当の支給を受けなかった月が1ヵ月あった場合は、受給期間経過後又は受給資格に係る所定給付日数分の当該基本手当の支給が終わった後に、事後清算の仕組みによって直近の1ヵ月について当該老齢厚生年金の支給停止が解除される。
正解×
H2409C
60歳台前半の老齢厚生年金は、雇用保険法に基づく基本手当の受給資格を有する受給権者が同法の規定による求職の申し込みがあった月の翌月から月を単位に支給停止される。なお、1日でも基本手当を受けた日がある月については、その月の老齢厚生年金が支給停止されてしまう為、事後清算の仕組みによって、例えば90日の基本手当を受けたものが4か月間の年金が支給停止されていた場合、直近の1ヵ月について年金の支給が解除される。
正解〇
H30年は事後清算の仕組みで支給停止が解除されないのにH24年が解除される理由が分からないです。
ご教授よろしくお願いします。
過去問集であれば、解説が付いていると思いますが、解説は読んでおられますか?
過去問の内容はほとんどの場合テキストにあるのですが、論点を間違ってしまうと理解できない場合があるので、問題集の解説の利用は大切です。
まともな過去問集であれば解説にご質問の答えがあるはずですので、まずそれをしっかり読んでテキストと照合し、それでも理解できなければ、お手数ですが理解できない点を明らかにして、再質問してください。
万一、解説付きの過去問集を使っていない、ということであれば、失礼ですが順序が違うと思います。
特に初学者の方は、良くできた基本テキスト(と、口述講義)ときちんと解説された過去問は、最新版を揃えることが最低限必要だと、私は思っています。
他人に質問するということは、他人の知識と時間と労力を借りることですから、質問は、少なくともそれらにきちんと当たってから、だと思います。
なお、H30厚年09Eの論点は、法附則7条の4第2項第1号そのものです。同号の適用があるため該当月の老齢厚生年金は支給停止されず、支給停止がなかったのですから、同条3項による「老齢厚生年金の支給停止が行われなかったものとみなす」の規定を適用する余地がありません。
「H30年は事後清算の仕組みで支給停止が解除されない」のではないですよ。「支給停止されていないため、事後精算の規定も適用されない」だけなのです。
参考になった:4人
poo_zzzzz 2019-06-05 08:43:32