ニックネーム | *** 未ログイン ***
労働基準法/差別的取扱いの定め
midodo 2020-04-10 10:20:31
お世話になります。
山川答練・労働編・労基法
問1・Dですが、
「…異なる定めをしたとしても、労働基準法には違反しない。」→「誤」とあります。
定めがあっても、現実に取り扱われていなければ法違反とならないと思いますがいかがでしょうか。
midodoさん
それはそうなんですがね、これに限らず、
問題文に書いていないこと(=定めがあっても、現実に取り扱われていない)を根拠として○とするのは、これはもうクイズの世界です。
学習が進んだ方にある程度見られる傾向なので、しょうがないとは思うんですが、本試験でこれをやると点を失う危険性がありますので、ご本人にとって非常に損です。
原則的に、書いていないことは、考慮に入れないという、鉄則は身に着けた方がいいと思います。
また、基本的に思考に時間を要するので、本試験対策では時間のロスにも繋がります。
仮にそれをやるにしても、2の次の話です。
問題は5肢択一なので、この場合、正解肢Cを正しいと言い切れる力の方が優先します。
なお、仮に、それを考慮に入れるとしても、現実に取り扱われているかいないか明記がない以上、どのみちこの正誤はひっくり返りません。
○になる可能性があるというだけで、×にならないことは否定できませんよね?
違反「しないことがある」が、違反「することもある」のなら、〇とはならない気がしますが、いかがでしょうか?
変な例えですけどね。
midodoさんのおっしゃっていることは、↓と同じ論理ですよ。
・人を殺しても、刑法199条(殺人罪)を適用しない(○か×か)。
↓
刑法41条「十四歳に満たない者の行為は、罰しない」の規定があるので、上の設問は○になる。
もっとも、この設問から離れて、現実に取り扱われていなければ法違反とならないという知識を確認すること自体は、悪いことではないと思います。
ただ、そんなことは、この作問者は聞いていないということも認識しないと、まずい気はします。
以上、宜しくお願い致します。
山川社労士予備校
三宅大樹
参考になった:1人
yamayobimiyake 2020-04-10 11:02:56
三宅先生
早速の回答をありがとうございます。
本当に私のつまづきの原因です。
問いに対して裏読みのようなことをして、
混乱を招いています。
二択まで絞っても、最後に「だって…」と
理由をつけてコケてしまいます。
長年のクセもあり、簡単ではないと思いますが
鉄則と、正解と言い切る力、を肝にめいじ
問いに向かいたいと思います。
ありがとうございました。
midodo 2020-04-10 17:10:38