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書いておられることが矛盾していますよ。

(1) 老齢厚生年金の受給権を取得したとき
(2) 上記(1)の時点で、他の年金たる給付の受給権者であったとき
(3) 上記(1)の時点から1年を経過した日までの間において、他の年金たる給付の受給権者となったとき

上記(2)又は(3)を満たす場合は、老齢厚生年金の繰下げの申出をすることができません。(これを以下では「上記の事項」と言います)
お尋ねの問題は、上記の事項を満たしていますか?

また、「支給繰下げができない」とお考えなら、この問題が×であることについて、「これは理解できる」のはなぜですか?
この問題は「当該老齢厚生年金の支給繰下げの申出をすることはできず」の部分が誤っていて×なのです。
あなたが「支給繰下げができない」とお考えなら、この問題はあなたにとって、○の肢に見えるはずなのですが・・・

この問題の者は、老齢厚生年金について、65歳の受給権発生時に遡及して受け取るのか、支給繰下げの申出をするのか、どちらかが選べます。そして支給繰下げの申出をした場合は、67歳で遺族厚生年金の受給権者になった時に、支給繰下げの申出をしたものとみなされます。

あなたご自身が「その者が老齢厚生年金の受給権を取得したときに、他の年金たる給付の受給権者であったとき」と書いておられ、かつ、「65歳で老齢厚生年金の受給権を取得したが請求していなかた者が、67歳になったときに遺族厚生年金の受給権となった場合」と書いておられますから、ご自身の書かれていることに矛盾があることに気づかないのは、おかしいですよ?



それはさておき、上記の事項は、テキストに必ず書いてある、とても基礎的な事項です。

以前も申し上げましたが、疑問が起きたときに、あなたの頭の中の知識に頼ってはいけません。
疑問が起きたら、テキストを広く丁寧に遡り、口述講義を聴き直してください。
これは、必須です。

また、これも以前に申し上げましたが、過去問の解説は、論点と根拠を知るためのきっかけに過ぎません。
過去問で疑問が起きたときに、解説で止まってはいけません。
知識を得、修正する場はテキストです。

受験ずるのはあなたご自身なのですから、他人に訊く前に、まず、そういった自助努力をされる必要があります。
もし、テキストを読んでも分からない、なら、「テキストが読めていない」ということについて、基本的な対策をされるのが筋です。
疑問の起きた箇所だけ知識を得ても、テキストを読む習慣と読む力は身につきません。
私が回答をせず、上記のように質問を投げ返すのは、疑問が起きたときに、テキストと口述講義から知識を得、修正する習慣を付けていただきたいからです。

また、お尋ねの問題はH26厚年6Dと思われますが、過去問についての質問は、必ず年次、科目、問番号、肢番号を書いてください。
これも以前書きましたが、他人に訊くと言うことは、誰とも知らない他人の、知識と、経験と、時間と、労力を借りることだと思います。
質問の前の自助努力と共に、相手に分かりやすく書くのも当然だと思いますが、どう思われますか?

参考になった:1

poo_zzzzz 2020-06-15 09:27:24

よくわかりました。

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m1208  2020-07-14 19:34:56



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