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過去問ではないような気がします。

もし、受験対策校等の作問であれば、制作者に問い合わせされることをお勧めします。

もし、やま予備さんの教材である場合も、事務局に問い合わせされることをお勧めします。
この質問広場は社労士試験について、誰でも質問ができ、誰でも回答できる場です。
やま予備の講師やスタッフの方が回答される場ではないようです。



また、1問1答の問題は、INPUTした知識を整理するためのもので、正誤はそれほど問題ではありません。
問題の内容に沿って、テキストの内容が把握できていればそれで良いのです。
お尋ねの問題も、あなたの知識の整理にはずいぶん役立ったと思います。

択一式は個数問題を除き絶対評価ではありません。
相対的により正しい、またはより間違っているものを選ぶのですから、問題としての正誤判断は5肢の相対評価です。
解答解説が正としている肢について誤だとお感じになり、テキストに照らしてそれが正しいなら、「誤の要素がある」と判断されればよく、解説は書かれている内容の範囲で理解できればそれでいいと思います。

社労士試験の受験勉強は、「正しい知識を覚える」のが目標ではありません。得点になる肢を選ぶ力を養うのが目標です。
そして択一式は、個数問題以外はグレーな肢があるという前提で考えるべきであり、正誤の判断力は5肢の中で養うべきです。
個々の肢について、正の要素、誤の要素をそれぞれ判断する必要はありますが、その肢が正か誤かをその肢のみで決める必要はありません。



実際、社労士試験には「??」な問題があります。
安衛法であれば、平成16年に「労働安全衛生法に定める安全委員会等の活動等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。」という問があり、そのA肢に「事業者は、安全委員会を毎月1回以上開催するようにしなければならない。」というものが出ました。

問題文にもA肢にも、規模も業種も書いていません。
「安全委員会を設置すべき事業所」とも書いていません。

でもこの問題のB肢には「安全管理者は、少なくとも毎週1回作業場等を巡視し」という、明確に誤った内容の記述がありました。
このため、5肢の相対評価では、B肢を誤と「判断しなければならない」問題であり、相対的にAは正と「判断しなければならない」問題だったのです。

参考になった:2

poo_zzzzz 2021-03-08 20:29:23

poo_zzzzz様

大変丁寧なご回答ありがとうございます。
事務局に問い合わせてみたいと思います。

1問1答の問題は解くことで、知識の整理に大変役に立っています。
おっしゃるように、解説に書かれている内容の範囲で理解することに集中して、
正誤の判断力は択一式の問題で養いたいと思います。

社労士試験には「??」な問題があるのですね。
例を出していただいてありがとうございます。
このような問題が出ることもあるのですね。
もし、本試験でまた相対的に判断しないといけないような問題が出てきた場合でも、
しっかり学習していれば、(相対的な)正解を選ぶことができる可能性が高くなるということですね。

私はまだまだ知識不足です。
1問1答の勉強の意味を教えていただき、まずは知識を頭に入れることに集中しなければと感じました。
今回、質問をして良かったです。

poo_zzzzz様、私の質問の回答にお時間を使っていただき、とても丁寧にご回答いただきありがとうございました。

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taeko2222  2021-03-08 21:03:26



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