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学習法/5月の学習法について
ponta-315 2021-05-16 19:22:18
この度は、直前期の学習法についてご教示いただきたく投稿しました。
今日まで、独学で大手資格学校(T社)の基本書、基本問題集、択一式一問一答問題集、選択式一問一答問題集、月刊受験雑誌で学習を重ねてきました。
過去問については、インターネットで10年程度の問題を解きました。
上記の教材は、間違えた問題は何回か解き、8割以上解けるようになっいると思います。
最近は、直前期に入ってきたため、月刊受験雑誌社が出している予想問題集と、大手資格学校(T社)のあたる予想模試を解き、試験の時間配分等については
感覚をつかみました。また、別途市販の事例・計算問題集も解き、間違ったところは解けるようにしました。
現在は、横断整理と、大手資格学校が出している、統計・白書対策の書籍と、基本書を再度学習しています。
先日書店に行き、最近出版された大手資格学校の市販の模試(T社)を書店で解いてみました。
しかしながら、いくつかの問題は2択までは絞れても間違ってしまったり、また、2択にも絞れずに間違ってしまう問題もあります。(解説を読むと理解できるのですが。)
そんな調子ですので、このままでは、本試験では7割を取ることが難しそうで、今後の学習の仕方をどのようにすればよいか悩んでいます。
なお、月刊の受験雑誌では、一問一答形式の実力判定テストでは、7~9割は取れますますが、市販の模試になると正解率が落ちてしまいます。
このような場合は、今後どのような学習法をしていくのが最善なのでしょうか。
自分的には、大手資格学校(L社)や大手資格学校(T社)の模試を追加購入するのが良か、過去問とテキストの学習で良いのか迷っています。
もちろん、問題集や過去問の間違った箇所は再度解き直していこうと思っています。
お手数ですが、ご教示ください。
私は球技が苦手ですが、球技の練習をする場合、できなかったこと、だけを繰り返して練習することはないですよね?
できなかった部分に重点を置くのはもちろんですが、できた部分も含めて反復練習をすることで、身体に必要な感覚を擦り込んでゆくでしょう?
実は受験も同じで、できた部分も過去問を繰り返し、テキストに戻って、必要な知識を繰り返し取り入れるのが基本です。
ただ、私もそうなのですが、これができない方は多いです。
一度解いた問題は解けない、というか、なぞるだけになってしまうのですね。
OUTPUTで必要なのは「どこをどのように問われるのか?、それに対しどう答えるのか」の感覚であり、そこは知識を得る場ではありません。
知識を得、補正するのはテキストです。
OUTPUTは、受験に必要なテキストの範囲をきちんと読み込み、その内容を正しく身につけるためのきっかけに過ぎません。
その意味で、過去問は理想的なツールです。
現実に出題された部分と、論点と、その問われ方をそのまま知ることができますからね。
しかし、過去問を繰り返してテキストに戻り、必要な知識を取り入れ、補正するという動作を正しく繰り返すのは、一つの才能で、多くは単に過去問を繰り返して○×をみるだけになりがちです。
テキストを正しく活用できないなら、過去問の繰り返しは意味が薄いものになります。
その意味で他のOUTPUT教材の活用には意味があります。
ただ、やはり「テキストから必要な知識を取り入れ、補正するという動作」ができないなら、何を使っても同じです。
OUTPUTの論点部分だけでは無く、根拠条文の前後は精読し、基本的な用語のチェックも必要ですから、問題を解く時間に対してテキストを読む時間は数倍必要だと思います。
また、どこを間違えたか?、ではなく、なぜ間違えたか?、の分析はきちんとしていますか?
間違えた原因は「知識不足」だけでは無いはずです。
私は本試験2か月前に、それまでの模試で間違えた箇所を、間違えた理由を含めて表にしてみたことがあります。
驚いた事に、間違えた理由の半分が「問題文の読み間違え」でした。
そこで、問題文を「意識して、速く、かつ、正確に」読む訓練を、1週間くらい続け、その直後の模試の択一は10点UPしました。
私の例は極端ですが、「どこを間違えたか?」を気にして、そこをその場では正解するようにする方は多いのですが、問題を解くプロセスにおいて「なぜ間違えたか?」チェックと対策を、実戦的にされている方は案外少ないようです。
例えば数字や、以下未満などを間違えやすく、覚えてもすぐ忘れるとかね。
その場合、数字を間違える、ということは意識しても、「すぐ忘れる」の具体的な対策ができない方が多いのです。
多くの方は間違えた数字をチェックして終わりです。
間違えた数字や、主要な数字をEXCELのシートにでも書いておき、「数字の間違いはOK」くらいの感覚で学習を進め、本当の直前期に数日掛けてシートを克服するとか、ご自身に合った工夫はあると思うのです。
残り2肢が絞れない、の対策も、「なぜ絞れなかったか?」を丁寧に分析することから始まります。
定型的な学習方法をしっかりなぞるだけで合格できる方もいらっしゃいます。
しかし、「これをやれば合格できる」という確実なものはありません。
厳しいことを言いますが、合格率数パーセントの国家試験ですから、当然だと思います。
まず「何が必要なのか?」を知り、そして「何が、なぜできていないのか?」を考えて、「どうすればできるのか?」を実践する。
これをご自身に合った形で解決できる方が、本当の意味で試験を克服できるのだと思います。
参考になった:8人
poo_zzzzz 2021-05-17 05:19:14
いつもご指導いただきありがとうございます。
ご指摘いただきました点を踏まえ、下記のとおり考えてみました。
早速、令和2年の過去問を○×でなく、一択ずつ解き、○×のそれぞれの理由を答えながら回答、正誤に関わらず解説もすべて再度確認していきました。
このやり方は、非常に時間がかかりますが、今までとは違った感覚がし、その中から自分なりに感じることがいくつかありました。
時間がかかったため、全70問は解けませんでしたが、結果は下記のとおりでした。
労基 35択の内、94%が正解でしたが、正解したものでも、4択でその理由を明確に答えられないことが判明しました。
労安 15択の内、93%が正解でした。
労災 35択の内、97%が正解でしたが、正解したものでも、1択でその理由を明確に答えられないことが判明しました。
徴収 15択の内、100%が正解でしたが、正解したものでも、1択でその理由を明確に答えられないことが判明しました。
雇用 35択の内、86%が正解でしたが、正解したものでも、2択でその理由を明確に答えられないことが判明しました。
徴収 15択の内、87%が正解でしたが、正解したものでも、1択でその理由を明確に答えられないことが判明しました。
健康 50択の内、80%が正解でしたが、正解したものでも、2択でその理由を明確に答えられないことが判明しました。
国年 50択の内、86%が正解でしたが、正解したものでも、4択でその理由を明確に答えられないことが判明しました。
上記の点を踏まえ、健康保険の更なる学習と、模試は本試験に比べひねった問題が多いことが気づいたため、まずは過去問を
今回のやり方で最低でも5年、できれば10年は解いていこうと思います。
なお、今回は解説を読んでもすんなりいかないところはテキストで再確認をしました。
自分的には、この方法が一番合格に近づくものと認識していますが。
いつもありがとうございました。
ponta-315 2021-05-18 08:13:17
> なお、今回は解説を読んでもすんなりいかないところはテキストで再確認をしました。
厳しいことを言いますが、これでは不足です。
学習の手順は、
① テキストを読み、口述講義を聴く
② テキスト等の簡単なOUTPUTをしてみる
③ 上記②の結果を踏まえながら、テキストを精読し、口述講義を聴く
④ テキスト精読がある程度進んだら、精読の傍ら、過去問を解く
⑤ 過去問で論点となった点を中心に、テキストを読み込み、制度の系統だった理解を目指す
⑥ 上記④⑤を繰り返す
が標準だと思っています。
つまり、テキストの精読はずっとついて回り、その中心になるのが過去問で問われた点です。
この場合のテキストの読み込みは、過去問の正誤の確認ではありません。
受験のために掲載内容を精選したテキストですら、1年間の受験勉強の対象としては重いはずです。
ですから、特に重点的に学習するべき点を過去問を通して知り、どのような問われ方をするのかを学ぶのです。
「特に重点的に学習するべき点を過去問を通して知り、どのような問われ方をするのかを学ぶ」のですから、読み込むのが間違った問についてだけで良いはずが無いですよね?
また、「中心を得る」のが目的ですから、その周辺事項を放置して良いわけがありません。
これが「テキストの精読はずっとついて回り、その中心になるのが過去問で問われた点」の具体的な意味です。
テキストの内容は、すべて読み込み、それに対して答えられるのが理想です。
しかし、おそらくは無理です。
このため、テキストのどこを重点的に学習し、どのような設問に備えるべきかを知るために過去問をする、のです。
過去問が、模試であっても(出題者の癖は別にして)同じです。
合格率が20%以上の国家試験は、過去問の焼き直しだけで合格点が取れるようになっています。
そういった試験であれば、あなたのやり方は間違っていません。
しかし、社労士試験は過去問の焼き直しだけでは、合格しない(しにくい)ようにできています。
割と微妙なラインで、択一40点前後取れてしまうこともあるので、そういったことに気づかず同じ失敗を繰り返す方がおられるのですが、過去問にせよ模試にせよ、それは問われ方と復習すべき中心点を示しているのに過ぎません。
学習すべき範囲はテキストの大半だけど、それでは手が付けられないから、その入り口と問われ方を過去問等が示している、と言えば解りやすいですか?
そこを中心に系統立ったテキストの学習が必要で、特に間違った場合や疑問を持った場合は、用語の定義に遡るつもりでテキストを学び直す必要があり、それにはよくできたテキストに加え、口述講義の助けが必要なのです。
私がテキストと口述講義から逸れた学習を嫌うのも同じ理由です。(過去問・模試等のOUTPUTは別)
テキストと口述講義の範囲で、やるべき事は、山のようにあるはずなのです。
なお、あなたが、択一において、上記の学習段階をすでに経てまとめに入っておられるのなら、また別ですので、その場合は失礼をお詫びします。
ただ、その場合は、テーマは8割以上のクリアになっているはずです。
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poo_zzzzz 2021-05-18 10:40:39
ご回答ありがとうございます。
私の最初のご質問をさせていただいた書き方が良くなかったのかもしれません。
お恥ずかしながら、申し上げますが、昨年からご質問させていただき、ご指導いただいたこともあり、テキストは全科目何度も読み込みそれを続けて
います。
5月に入り、直前期になったことから、労働経済、白書、横断整理の学習をはじめ、先月位からいくつかの市販の予想問題を解き、現段階での実力を
測定したのです。
そうしたところ、合計で7割を超える状況でなかったため、正直この先の3か月間をどのようにすべきかわからなくなり、再度ご質問をさせていただ
きました。
限られた時間の中で、テキスト+予想問題を多く解き、併せて法改正、横断整理、白書・統計等追加して、それらを繰り返すのが良いのか、それとも
それだけではだめで、それ以外にもやらなければ、合格は難しいのかご教示いただければと思いました。
今回改めて、テキストの重要性は再認識しましたが、それ以外のツールとしては、過去問と予想問題のどちらにウエイトを置いて問題を解いていけばよ
いのか、再度わからなくなってしまいました。過去問だけの繰り返しでは合格できる試験ではないのは把握していますが、過去問は8割程度取れるのが
最低限とのご指摘ですので、おそらくこれはクリアーできていると感じています。
あと、口述講義のご指導をいただきましたが、私は基本書籍による独学のため、月刊誌と一般公開されてさている資格学校の横断、法改正程度しか口述
講義を聞くことはできないのですが、口実講義は早送りにしてもそれなりの時間がとられてしまうため、その時間をテキストや予想問題、過去問を解く
時間に充てる方が有意義なように感じてしまうのですが、この点につき再度ご教示いただけないでしょうか。
ご多忙のところ大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
ponta-315 2021-05-18 13:15:27
> 過去問は8割程度取れるのが最低限とのご指摘ですので
私はそんなこと書いていませんよ。
何回か解いた過去問で正解率8割は、悪いとは言いませんが、十分とも言えません。
これは、限りなく10割に近くなければなりません。
私が言う8割は、初めて解く模試択一で「目指す」点数です。
そして、結果として、初めて解く模試択一で50点以上が2回クリアできたなら、まぁ、択一には「一応の目処」が付いたのではないかな?と、思います。
> 過去問と予想問題のどちらにウエイトを置いて問題を解いていけばよいのか
何を書いておられるのか分かりません。
過去問は過去問、模試や予想問題とは別です。
過去問を入り口として、過去に問われた点や問われ方を学び、重点を置いて学習すべき点とINPUTした知識とOUTPUTに必要なスキルとのギャップを認識し、テキストで学習することを積み重ねていくのが、学習の中心です。
そしてそれで得たはずの実力が通用するかどうかの自己判定の道具が予想問題であり、客観的な判断基準を与えてくれるのが、採点のある答練や模試です。
なぜ、同列で考えるのでしょうか?
過去問がOUTPUT←→INPUT学習の中心であることは、過去問を ①過去に問われた点のチェック ②問われ方(INPUTした知識とOUTPUTに必要なスキルとのギャップの補正)のチェックに使い、知識の確認や補正はテキストで行う事を守る限り、変わりません。
当然ですが、テキストは過去問の論点だけではなく、それを入り口とした幅広い学習が必要なのは当然です。
予想問題や答練や模試は、その成果の確認手段です。
当然、予想問題や答練、模試の内容もテキストでチェックする必要があり、また、特に改正点や時事的な部分においてはそれが重要な場合がありますので、適宜過去問に加えて繰り返し学習するポイントに入る場合はあります。
> 口述講義のご指導をいただきましたが、・・・この点につき再度ご教示いただけないでしょうか。
口述講義無しで、ある程度のボリュームのあるテキストが十分に理解でき、過去問を通じて、学習すべき箇所の濃淡が正しく付けられるのであれば、それでかまいません。
それが、現実には難しいから口述講義があります。
それができる方であれば、過去問という過去に現実に問われた内容と、ご自身が持っている教材の内容と、模試等の疑似結果から、ご自身がいまなすべきことを組み立てることもできるはずです。
なお、あなたがそうであるかどうかは分かりませんが、受験し択一35点~40点くらい取れた方が、「もう少しだ、来年頑張ったら行ける」と思われることは多いです。
でも、先の回答に書いたように、40点と合格基準点との間には、割と大きな壁があります。
それに気づかず、1年目と同じ学習法を繰り返したり、難問に気を取られてテキストをおろそかにして、同じ失敗をするケースは多いように思います。
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poo_zzzzz 2021-05-18 14:35:15
迅速なご回答ありがとうございます。
正直、自分としては今日まで何度も何度もテキストや問題集等で学習をしてきた変な自信をもってしまいました。
私は、直前期であるため、勝手に総まとめの時期だと思い、模試をいくつか受けました。
ご指摘があったように、7割は目指せるのではと安易に考えていました。
しかし、現実はそうではなく「なぜ? 今までの学習方法が悪いから点が伸びないのか?」と思い、ご質問させて
いただきました。
過去問と予想問題のどっちに重点を置けば点が伸びるのかお聞きしたのも、どっちをやれば効率的に不足する点を
補えるかをお聞きしたかったからです。
しかし、おっしゃるとおり、性質が違うのだから両方やらないとダメなのは当然だと思いました。(10%の合格
率の試験をなめていました。申し訳ありません。)
過去問も何回か解いて、限りなく10割は必要とのご指摘、「合格される方は私のように少しでも楽をしようとせ
ず、そのレベルになければいけないのかと恥ずかしくなってしまいました。」
その後、厚年も8割しか取れていなかったため、もう一度過去問を解き直してみます。併せて、さらに学習を続け
たら、7割目指して新たな模試で実力を試してみたいと思います。
最後にお聞きしたいのですが、合格される方は10年分の過去問では、限りなく10割に近い点を取れるレベルに
あると思ってよいのでしょうか。
これが、10%の合格率の試験の現実なんですね。再起してがんばります。
本当にいつもありがとうございました。
ponta-315 2021-05-18 15:02:58
> 最後にお聞きしたいのですが、合格される方は10年分の過去問では、限りなく10割に近い点を取れるレベルにあると思ってよいのでしょうか。
いや、それはないですね。
それよりずっと低い理解の程度の方でも、合格する方は合格してしまいますし、さほど珍しいことでもないと思います。
逆に、大手受験校の全国模試で1桁の順位の方であっても、合格しない場合はあり得ます。
運の要素は、避ける努力はできても、排除はできません。
しかし、結果は別にして、受験の考え方としては、受験の1か月前に、「択一は大丈夫!」と、自分自身で納得しきることが大切だと思います。
それが直前期の選択式の集中的な学習と、効率の良い択一式の復習を実現します。
私が言っているのは、「受験の1か月前に、「択一は大丈夫!」と、自分自身で納得しきる」ために、今、何をするのか?ということです。
本来ならば、半年前(2月か3月)くらいから準備して掛かるべきテーマだと思いますが・・・
ただ、今(3か月前)に模試で6割を安定して取れるなら、スケジュールはそれほどタイトではありません。
「壁」の形は百人百様です。
ご自身の壁をきちんと分析しないで、定型的な学習法に逃げるのであればどうとでもアドバイスはできます。
しかし、本当に必要なのは、まず、いま「どこが、なぜ、できないのか?」を知ることです。
そしてその結果が「知識不足」なら、それがなぜ起きたのか?ご自身の過去問の解き方とそれに伴うテキストの使い方は正しかったのか?の検証と、今後の対策が要ります。
予想問題を頼って、今ない知識を補うのも一つの方法ですが、限られた問題数ですから、単に問題を解いてテキストを点でチェックするだけでは知識の偏りは補正できないと思います。
やはりそこにも、テキストの幅広い読み直しと、理解が必要です。
参考になった:2人
poo_zzzzz 2021-05-18 16:13:57
ご指導ありがとうございました。
あと2か月で択一式は大丈夫と思えるかわかりませんが、ここまで頑張ってきたので、まずは、10年分の過去問を再度解き弱点を洗い出し、
テキストで再確認を行っていこうと思います。
過去問は以前出されたものが再度出される可能性があるとのことで、いろいろ調べたら1点を取りに行くために10年は必要との情報があり
ました。
時間的にはかなり厳しいですが、来月上旬には終えていきたいと思います。
現在、ほぼ4年分を終えましたが、雇用保険が弱いことがわかりました。そのため、重点的に復習をしようと思っています。
その後は、もう一度模試を受けて実力を診断していこうと思います。
最後に、どこかの時期(1か月前)で選択式のまとめもやらなければいけないと思いますが、どのような点に注意すればよいかご指導いただけないでしょ
うか。
私としては、過去に使った選択式問題集と予想問題、過去問を解く予定でいます。
ponta-315 2021-05-19 20:58:44
今回の回答は4年ずっと40点前半でもう少しで合格だと思って市販の横断テキストの表を覚えることばかりしていた私にとても役に立ちました。せっかく今年は山予備にお世話になっていますので、弱点を分析して、テキストに戻り、過去問をこなしながら、ラスト3ヶ月過ごしていきたいと思います。質問者さまもありがとうございます。共に頑張りましょう!
【質問者さまより先に回答のスレッドを使うのが申し訳ないのでこちらに書きます】
回答ありがとうございます。先生は長く予備校で講師もされて様々な生徒を見ていらしたのですね。
毎年勉強時間は重ねていますが、択一では初見の模試で50点に乗ったことはなく、最後の試験前1ヶ月は、本番で択一が7割に届いて欲しいと切なる思いで問題を解いてましたので、ずっと、山予備に入ってからの数ヶ月も、勉強のやり方が間違っていたのだと今更ながら思いました。
選択は運の要素が多分にあるのも承知しています。口述、テキスト、過去問を頼りにしながら、択一式ついては自信を持って会場に行きます。各科目苦手分野はもう分かっているし、どうして苦手分野を角度を変えて問われてまた間違うのか対策を取ってきたつもりでしたが、初見の択一模試で50乗らない現状に対して、しなければいけないことは沢山あります。
kisoryokutettei 2021-05-20 09:07:16
> あと2か月で択一式は大丈夫と思えるかわかりませんが、ここまで頑張ってきたので、まずは、10年分の過去問を再度解き弱点を洗い出し、テキストで再確認を行っていこうと思います。
> 過去問は以前出されたものが再度出される可能性があるとのことで、いろいろ調べたら1点を取りに行くために10年は必要との情報がありました。
うーん・・・
私がずっと説明していたのは、この次の段階なのですが・・・
7年から10年分くらいの過去問を使い、自身の弱点を知ることは、もう一通り済んでいる、という前提でお話をしています。
あなたは、
> 過去問については、インターネットで10年程度の問題を解きました。
> 上記の教材は、間違えた問題は何回か解き、8割以上解けるようになっいると思います。
と、書いておられますからね。
だから、「実は受験も同じで、できた部分も過去問を繰り返し、テキストに戻って、必要な知識を繰り返し取り入れるのが基本です。」と、最初に書いています。
その上で、「過去問は重点項目を知る「窓」に過ぎない」ということを、重ねて説明してきたつもりです。
「過去問は以前出されたものが再度出される可能性がある」のは事実で、問われ方が変わる(焼きなおし)が多いので、丸覚えでは無く、題意を把握し、関連する規定をしっかり学習します。
さらに、社労士試験は、過去に問われたことがない範囲が毎年問われるのが常の試験です。
あなたのテキストには「平○年択一」とか、出題年が載っていませんか?
もし、載っていたら、近年初めて出題された箇所が多く、かつ、そこを中心にある程度広い範囲で見ると、過去の出題は、その範囲に散らばっていることに気づきませんか?
つまり、ある程度広い範囲で見ると、過去に出題された箇所の周辺の部分や類似の論点は、新規に出題される可能性が比較的高いのです。
これが「過去問は重点項目を知る「窓」」の意味です。
過去問は、過去に出題された実績ですから重要なのは当然です。
そして、そこにない、新規の出題を対策する上でも重要です。ある程度広い範囲で見ると、新たな出題もその周辺や類似の論点から出る可能性が高いからです。
この、新規の出題の対策のために、過去問対策は、単なる○×ではもちろんなく、過去問の各肢の内容の確認だけでも十分ではありません、
過去問の出題箇所を中心に、ある程度の範囲をテキストでしっかり復習し、類似するテーマの確認や基礎的な用語・通則事項の反復的な確認も同時に行うのです。
これが、2回目以降の過去問の使い方です。
それを行う事で、法令の構造が解ってきますから、知らない部分についてもアタリが付くようになり、「全く解らない」部分は少しずつ減って、得点能力が向上します。
ものすごく時間が掛かりますから、繰り返す場合はご自身の進捗に合わせて範囲を加減する必要があるかも知れません。
この加減の目安になるのが、予想問題や答練、模試の出来具合です。学習後期にはそれらを通じて弱点を知り、学習にメリハリを付けます。
「そんなに」と思うかも知れませんが、前に書いたように、受験用テキストは受験に必要の薄い部分をカットし、内容を精選しています。
すでに精選された内容なのですから、テキストの内容は、すべて読み込み、それに対して答えられるのが理想なのです。
でも、無理でしょう?
だから、過去問を「窓」にして、ある程度重点とする範囲を絞るのです。
それ以外の範囲が要らない訳ではありません。
内容を見る機会があれば触れておくのはいいことですし、学習のどこかに、テキストの通読(精読)を入れるのも良いと思います。
重点項目の学習が進めば、法令への理解が深まるため、通読の効果も高くなります。
でも、すべてを覚えるのは無理なのですから、絞り込みは大切なのです。
絞り込んだ結果が、それでもなお過去問の出題内容よりも大幅に多くなるのは、新規出題への対策ですから、当たり前だと思いませんか?
社労士試験は、合格率1桁の国家試験ですが、難関国家試験の中では過去問への依存度が高く、選択式も「運良く」があり得る内容にとどまっています。
このため、その善し悪しは別にして、そこそこの学習内容で合格してしまうことが珍しくありません。
これは運と、マークシート試験に対するご本人の資質にもよります。
私は「本番に強い人・弱い人」があることを否定しません。
ですから、私が書いているような、択一式の学習法を採らなくても、合格基準点に達する場合は、普通にあります。
運任せで受験されるなら、どのような学習法でも、ご自身が納得できればそれでいいと思います。
しかし、逆に、択一を安定して8割以上取れる実力のある方でも、失敗する場合が多いのが選択式です。
選択式は運の要素が排除できません。
「全く知らない部分が出て、かつ、それが合否に直結する」ことを、受け入れることから対策が始まります。
条文を含んだテキストの読み込みや、選択式対策の教材を使った学習でも、「全く知らない部分が出る」ことを頭に置く必要があります。
条文を含んだテキストの読み込みは、先の択一式対策が十分であれば、ある程度完成しているはずです。
そこで得ている知識を、選択式の回答に耐えるよう、ブラッシュアップします。
そして、選択式対策の教材を通じ、「知らない部分を問われた場合」の回答方法を学びます。
これは、法令に馴染み、法令がどのような書かれ方をするのか、どのように用語を使うのかを知ることから始まり、迷った場合の対策、例えばDとEのどちらかに⑫が入ると思えば、思い切ってDもEも⑫にして、1点は諦めて1点の確保を図るといった、具体的な対策を考えます。
それでも、運の要素は排除できません。
運の要素があるのは択一式も同じですが、運の要素のレベルが違います。
正直な私の思いを言うと、社労士試験に絶対に合格してやろうと思う方なら、模試等で安定した結果を出し、択一式は絶対に大丈夫だと、ご自身が自信を持てるまで、学習を重ねる必要があると思っています。
ご自身の運を賭けた勝負は、選択式であるべきだと思うからです。
受験の1か月前に、「択一は大丈夫!」と、自分自身で納得しきることが大切だと私が思うのは、このためです。
模試で全国1桁とか、2桁に入る方でも不合格になる場合があるのがこの試験です。
もうずいぶん昔ですが、10年間、大手受験対策校の講師をしていた時期に、そういった方の不合格を私は複数見ています。
凄まじいと思うくらい、勉強し、知識のある方たちでしたが・・・
私が申し上げているのは、その経験から、「リスクはなくならない。でもどうすれば最小限になるだろう?」というお話です。
要約されたテキストと過去問の繰り返しだけで、あっけなく合格する方がおられるのも、また事実なのですが・・・
参考になった:4人
poo_zzzzz 2021-05-20 08:20:28
ご教示ありがとうございました。
また、他の受験生の方の状況等もわかり、悩んでいるのは自分だけではないんだな~と思いました。
間もなく8年分の過去問の最終チェックを終えますが、今更ですが、この時期での弱点箇所や科目が見えてきました。
最初の頃は年金科目は分からなく、時間をかけても点が伸びなかったのに、この時期だとむしろ健保・国年・厚年の正解率が格段に上がっており、
労安、雇用あきらかに苦手分野があることが判明しました。
また、統計や白書は他の科目ほど正確な知識が求められないため、模試等では比較的点数がとりやすいことがわかりました。
当然ながら、判例や法改正も再度確認していこうと思っています。
時間もかかり、直前期の貴重な時間を割くことになりますが、単に予想問題で同じ問題が出ればラッキーといった、点での学習よりも、ご指摘いただ
いたように、未出題箇所も含めた線での学習の必用性を改めて認識させていただきました。
ご教示いただきありがとうございました。
また、ご意見をいただいた、他の受験生の皆さん残された期間を共に頑張りましょう!
ponta-315 2021-05-22 12:15:49
kisoryokutetteiさんへ
コメントありがとうございます。
あなたの学習法が分からない、というか、正直言うと、ネットで他人の学習法を正しく知るのはすごく難しいです。
同じ「~した」でも、内容や意図が全く違うことが珍しくありません。
ですから、内容に踏み込まず、外形的に申し上げます。
あなたが最初に40点台にのったのが1年目で、その後も過去問とテキストはしっかり抑えておられるのであれば、もしかすると、あなたはこの3年間、学習の方向を間違えておられるのかも知れません。
択一式への適性がある程度ある方が、正しく学習すれば、少なくとも50点台半ば(8割)程度までは、学習総量と比例して得点が上がるはずだからです。
過去の本試験や模試などの内容をテキストと突き合わせ、その時点の学習で重点的な学習範囲に入っていなかったポイントの洗い出しはしていますか?
そして、なぜそのポイントが重点になっていなかったのか、その理由は言えますか?
ご自身の学習範囲にあったが覚えていなかった、忘れた、間違えていた、と、いうのと、重点的な学習範囲から外れていた、と、いうのは、全く違うことです。
ご自身の学習範囲にあったが覚えていなかった、忘れた、間違えていた、のならば、継続的な過去問とテキストの学習でクリアされていくはずです。
重点的な学習範囲から外れていた、のであれば、同じ学習をしていては進歩しません。
なぜ外れていたのか、外れたままで良い(いわゆる難問)のか、学習範囲に含めなければならないのであれば、どうすればカバーできるのかを考えなければなりません。
これは、引っかかったポイントをチェックして覚えることではありません。
去年までの新規出題は今年の過去問であり、今年には今年の新規問題があるからです。
考えるべきは、「次に何が問われるのか?」の対策です。
これは、必ずしも予想を言っているのではないので、そんなに難しい話ではありません。
例えば、法改正に係わる部分(改正前も含め)が出題されやすいとか、そういった出題傾向の分析をしっかり考えてみるのもその一環です。
テキストの過去問マークを慎重に俯瞰し、出題される可能性があるなと思った部分を、ある程度の広さの範囲できっちり押さえることも対策になります。
その時に、「過去問→テキスト」ではなく「テキスト(出題ポイントだけではなく周辺を含んだ規定)→過去問」のチェックを行うと、法の規定が問題に姿を変えるプロセスがわかり、出題者の意図を正しく取る訓練になります。
ある程度学習が進んでからのテキストの通読も、効果があります。
参考になった:3人
poo_zzzzz 2021-05-20 23:31:02
poo_zzzzz先生回答ありがとうございます。
ponta-315さん先に回答のスレッドを使いすみません。
確かにネットでは、私も含め、受験生の勉強方法を知ることができませんね。
ponta-315さんの質問を読み、勉強方法や壁が私にとても似ていると思いました。
(過去問については、去年8月やっと60点に乗せられたので、ponta-315さんより明らかに勉強不足です)
先生がおっしゃる通り、テキストを精読して、過去問の出題回数等を見ながら、進めるタイプの勉強は
5年目で初めて取り組んでいます。
1年目はテキストと条文読み込みタイプの勉強だったのですが、40点に乗り、もう少しで合格だと勘違いして、
2−4年目からは、市販の横断テキスト(薄く、簡易なもの)に勉強の比重を高め、過去問、模試に取り組み、条文テキストはほとんど見ませんでした。
ただこの勉強の進め方だと、テキストで体系的に覚えていくやり方ではないので、知識に厚みが足りなくて、少し方向を変えて聞かれると、最後の1択を選びきれず、誤回答、勘違いを沢山しました。
(なんでこんなに勉強しているのに、点数が伸びないんだろう?やり方絶対間違っている、とずっと思いながら、
口述やテキスト、ズーム講義を受けてきました。)
poo_zzzzz先生が書いて下さった
【過去の本試験や模試などの内容をテキストと突き合わせ、その時点の学習で重点的な学習範囲に入っていなかったポイントの洗い出し】は、山予備を利用し始めて、三宅先生、山川先生の講義を聞きながら、今思えば薄い勉強でしたが、10月から進められています。
去年は7月後半〜8月に目的条文を覚えることと、法改正と労働一般だけに重点をおいてしまい、得意のはずの年金が手付かずで、
労基安衛7労災6雇用7一般常識4健保5厚生4国年5 と1年目と変わらない酷い点数だったので、ここからギア上げて方向性を間違わず、やっていきます。(選択は、毎年なんとかなっていますが、今年は1ヶ月前に選択だけを心配している状況でありたいです)頑張ります。
「過去問→テキスト」ではなく「テキスト(出題ポイントだけではなく周辺を含んだ規定)→過去問」のチェックを行うと、法の規定が問題に姿を変えるプロセスがわかり、出題者の意図を正しく取る訓練
をします!
【スレッドが多くなってしまうので、こちらでお礼】
poo_zzzzz先生
ありがとうございます。どんな進捗具合でも受験生皆、過酷な夏になりまね。
受験超直前期の頭の中や精神状態がpoo_zzzzz先生の言葉で全て表現されていて、スッキリしました。どんな結果になりたいのか。どういう頭の状態(記憶、横断、論理的に答えを導き出す)で本試験に挑みたいのか、分かっています。
その為、日々の筋トレや練習試合をしていきます。桜メールで他の合格者の方がpoo_zzzzz先生に感謝を述べられていたように私もがんばります。
【ponta-315さんへ気がつくかな❓】
お返事ありがとうございます。
ponta-315さんの書かれていたこと、悩み本当に切実で、理解できました。
そして先生の回答でしばらくは悩みなく勉強に邁進出来そうです。
健保、厚生、国年は点数が上がっているとのこと羨ましいです。
他の労働系の科目も時間をかければ、7は確実に行けると思いますよ!もう少し欲しいところですが。
私も落としてしまった健保、厚生、国年を必死に底上げしています。
共にがんばりましょう。また質問広場でお会いしましょう♪
kisoryokutettei 2021-05-22 13:36:46
kisoryokutetteiさんへ
コメントありがとうございます。
直前期は、選択式対策を含め、まだ十分学習できていない分野の対策、苦手分野の対策と共に、全科目の短期間の復習を繰り返すことが大切です。
それまでは1日1科目みたいな感じでしていた復習を、1日に3科目とかね。
そこまでにある程度のことができているのが前提ですが、直前期は忘却との戦いであり、短期記憶が混ざっておかしくなる現象との戦いです。
常に、各科目の中に「棲んでいる」状態を作る必要があります。
その時には、ご自身の「爪痕」をしっかり確認しながら進んでください。
ちゃんと使った教材には、書き込みの有無だけではなく、何も書いていなくても、読めばあなたの爪痕があるはずです。
まっさらの教材とは全く違うはずです。
参考になった:5人
poo_zzzzz 2021-05-21 08:25:44