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ジャンルなし/ひっかけ対策300選はしがき
sakura_mail 2016-12-27 18:57:27
ご購入を予定してくれてはる方は、この「はしがき」で書籍の活用法を理解し、楽しみにお待ちくださいね~w。
ちなみに。すでに収録も済み、いま校正段階に入っています。
この「ひっかけ対策300選」は、社労士試験の出題傾向によくみられる「ひっかけ問題」の論点に着目した問題集です。
が、そもそも「ひっかけ問題」とは、どういうものを指すのでしょうか。そこで、まず、私なりの定義をお話します。
社労士試験で問われる法律の設問には大きく二つの性質があって、一つは「特徴的な制度」で他に類似の規定のないもの。
もう一つは関連規定や類似規定が多く「特徴的な制度」とは言えないもの。
前者はその制度を知ってさえいれば解けますが、後者は関連規定や類似規定の中から設問に応じた知識をアウトプットしなければなりません。
そして、このアウトプットの段階で生ずる失敗が「制度の混乱」です。
「似て非なるもの」ほど勘違いして選択したり、取り違えて判断したりしてしまいます。
どんな試験にもこうした切り口はあるわけですが、とりわけ社労士試験の法令科目には「ひっかけ問題」を作りやすい要素が多いため、「ひっかけパターンを知る」ことが、有効な試験対策につながります。
本書は、「制度の混乱」という失敗を未然に防ぐこと、そして「ひっかけパターン」を事前に知ることを目的として、同じ法律の中にある「異なる規定」や、異なる法律の中にある「よく似た規定」を素材にしたオリジナル問題を、8タイプの切り口(論点)に分けて書き下ろしました。
また、問題を解く際には、「△△を○○に変えれば正しくなる」という思考プロセスを重要視し、適切な○○を思い出すトレーニングを並行することにより、選択式対策としても活用していただけるように、問題文や解説文にも配慮しました。
以下の学習ステップを参考に、より効果的に本書を活用いただければ幸いです。
<ステップ1>
問題文は一問一答形式で300問、全て「誤り」です。
そこで、「どの部分が誤りなのか?」「どう正せばよいのか?」を必ず考えて下さい。
このとき、できるだけ「△△→○○」のように書き出す作業も同時に行い、脳を刺激しましょう。
<ステップ2>
最初の答え合わせの際には、講義を聴いて下さい。各タイプのひっかけパターン(特徴)と、数問ずつ取り上げて解説しています(20分以内×8タイプ)。
また、解答や解説文について知識に曖昧さを感じたら、インプット教材で必ず確認することが重要です。
<ステップ3>
1回で全問正解できる方はおそらくいらっしゃらないのではw。ならば?
そう、繰り返す以外にありません!
難易度でタイプを分類すると、「数字」「主語」「語尾」「年齢」よりも「定義」「適用条件」「起算日」「類似規定」のほうが難しいと思います。
ひとタイプずつ潰していくつもりでがんばりましょう。
以上です。
皆さまご家族おそろいで、よいお年をお迎えください。
山川先生、「ひっかけ対策300選」を期待しています。本当は年末年始で「だきあわせ対策
50の罠」の労働関係に取り組む予定でしたが、私の住む地方郡部では「だきあわせ対策50の
罠」が手に入らず、書店に取り寄せ依頼中です。
普段の勉強(一問一答)でも、「どの部分が誤りなのか?」「どう正せばよいのか?」を紙に
書き出して、知識がないのか、誤って理解しているのか、を意識して取り組んでおります。
まだ、8箇月以上ありますが、ご指導よろしくお願いします。
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PAJERO-V97W 2016-12-29 17:47:55
山川先生
来年のひっかけ対策300選、大いに期待しております。
制度の横断的な学習の重要さを認識しつつも、なかなか点数に反映されてこず困っています。
このようなタイミングで、さらに今年は本当に良い著作をシリーズでたくさん出していただき感謝いたします。
先生の著作を大いに活用して結果を出したいです。
すでに今日、予約しました。「だき合わせ50」のほうもとても良い演習になります。
いつもありがとうございます。
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hauser 2016-12-31 12:49:49