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問題集を見ていませんが・・・

おそらく、設問34がH23国年問6のA肢、設問35がB肢であると思われます。
この問6は、問6の問題文がないと各肢の意味が通らない問題ですので、おそらく一問一答においては多少の修正がなされていると思いますが、元々の本試験の問題文は以下の通りです。

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H23国年問6
第3号被保険者の認定基準及びその運用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 認定対象者が第2号被保険者と同一世帯に属している場合は、原則として、年間収入が130万円未満(おおむね厚生年金保険法による障害厚生年金の受給要件に該当する程度の障害者を除く。)であって、かつ、第2号被保険者の年間収入の2分の1未満であること。

B 認定対象者が第2号被保険者と同一世帯に属していない場合は、原則として、年間収入が130万円未満(おおむね厚生年金保険法による障害厚生年金の受給要件に該当する程度の障害者を除く。)であって、かつ、第2号被保険者からの援助による収入額より少ないこと。
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認定対象者が第2号被保険者と同一世帯に属している場合は、第2号被保険者から認定対象者への援助額は問われませんが、原則的に認定対象者自身の年収が、第2号被保険者の年収の2分の1未満であることが要件ですので、A肢は原則として正の肢です。

認定対象者が第2号被保険者と同一世帯に属していない場合は、認定対象者自身の年収と、第2号被保険者から認定対象者への援助額が問われ、認定対象者自身の年収が第2号被保険者からの援助額よりも少ないことが求められますので、B肢も原則として正の肢です。




問6全体の問題文を各肢に溶け込ませないと問題文にならないので、おそらくは一問一答式にする時に何らかの修正がなされているはずで、問題集の問題の文章は上記と違うはずですが、お手持ちの問題集の問題の「意味」が上記A肢B肢と同じであれば、原則的に両方とも正の肢と解されると思います。

過去問は、現実に本試験で出題された問題ですので、問題集に転記ミスや法改正時の改訂ミスがない限り「間違っている」という状態は、通常あり得ません。
このため、「あれ?違う?」と思った場合は、よほど慎重に問題文と解説を読み、また、テキストにかえって自身の知識や考え方を検証する必要があります。
また、過去問の出題時に出された形式での検証が必要な場合もあります。
5者択一では相対的に正と解されるべき肢でも、一問一答式では誤に見えてしまう場合があるからです。

なお、上記の問題は、そういった相対的な問題でもありません。例外がないわけではないのですが、A肢もB肢も、一問一答式でも原則的に正の肢と解されるべきだと思います。

参考になった:1

poo_zzzzz 2017-02-27 00:24:24

早速のご回答ありがとうございます。
ご回答いただいた通りの問題でした。読みながら…全く私の記憶違いだったと…面目ないです。

被扶養者になるための要件を、同居・別居で逆に覚えてしまっていたようです。
ですので、おっしゃる通り、過去問の解答は両方とも 「○」 で間違いないのですね。
すぐに教えていただき、もやもやがなくなりました。
ありがとうございました。

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kaede  2017-02-27 00:48:56

お役に立ててよかったです。

ただ、先にも書きましたが、過去問には原則として「間違っている」はありません。
御自身の考え方を過去問にすり合わせていく必要があります。

また、テキストにせよ問題集にせよ、「あれ?」と思ったときは、多くの場合、他人に訊くときではありません。
それは、御自身が抱えている、「目に見えない壁」が見える形になった瞬間です。

これを活かさないのはもったいないです。
御自身で徹底的に問題文や解説、テキストを読み直して、御自身の知識や考え方を検証すれば、たくさんのものが得られるはずです。
この時に、御自身の疑問点だけに拘ると、あまり効果が出ません。少し下がって、視野を広くしたほうが効果的です。
特にテキストは、用語の定義をはじめとする基本的な部分まで範囲を拡げて確認すれば、「暗記」であったものが、応用可能な「知識」になります。

参考になった:3

poo_zzzzz 2017-02-27 01:11:40

また、テキストにせよ問題集にせよ、「あれ?」と思ったときは、多くの場合、他人に訊くときではありません。
それは、御自身が抱えている、「目に見えない壁」が見える形になった瞬間です。

これを活かさないのはもったいないです。
御自身で徹底的に問題文や解説、テキストを読み直して、御自身の知識や考え方を検証すれば、たくさんのものが得られるはずです。
この時に、御自身の疑問点だけに拘ると、あまり効果が出ません。少し下がって、視野を広くしたほうが効果的です。
特にテキストは、用語の定義をはじめとする基本的な部分まで範囲を拡げて確認すれば、「暗記」であったものが、応用可能な「知識」になります。

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アドバイス、ありがとうございます。
本当に、仰る通りなのです。それこそが「勉強」なのですよね…。

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kaede  2017-03-05 23:21:25



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