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法102条1項の条文は「年金給付」ですが、設問文は単に「給付」と書かれています。

死亡一時金を受ける権利は、2年で時効になります(法102条4項)。
これも国民年金法に規定のある「給付」のうちですから、
「年金給付」に限定していない設問文は、素直に読めば誤文ということになります。


ただ、本試験対策を考えた場合、リード文に注意する必要はあるかと思います。
たとえば、この設問肢が、それぞれ下記のようなリード文のもと出題されていたら、どうでしょう?

〔問 5〕 老齢基礎年金及び付加年金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
〔問 7〕 寡婦年金及び死亡一時金に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
〔問 8〕 国民年金法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問5の選択肢にこの設問肢があった場合は、あくまでも他の選択肢との兼ね合いではありますが、
とりあえず「○かもしれない選択肢」でしょう。
他肢が全て誤文であることを確認できれば、この肢が正文(正解)になることもあり得ます。

問7であれば、死亡一時金の時効は2年であることから、「×」と判断するのが妥当です。

問8だと、怪しい(^^;;
一応、基本的には本設問と同様に「死亡一時金があるから、×」です。これは大原則。
しかしながら、他の4肢がどう見ても法の原則や基本事項に反する誤りを含んでいるとしたら、
相対的にこれを「○」と判断するしかないこともあるかもしれません。


こういった辺りは、受験生が混乱しないようきちんと作ってくれていると信じたいところですが、
曖昧に出題されているケースや、明確に出題ミスである場合もありますのでね。
自分の判断でマークをして、あまり引きずらないで「残りの69問で合格点を取る」という
気持ちの切り替えも、3時間30分を戦い抜くうえでは必要になってくるかもしれません。

参考になった:3

towalion 2017-04-08 18:02:32

論点を間違えていました。

実務上で5年を経過しても消滅しないからではなく
単に給付ということは死亡一時金を含むので誤りということですね。

スッキリしました。

回答ありがとうございました。

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herewego-tm  2017-04-08 20:02:20



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