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ご質問ありがとうございます。
講師の平野です。

繰越利益剰余金を配当する場合、債権者を保護する目的から会社法で利益準備金への積み立てが定められています。
積立額は①と②のいずれか小さい額となります。
①配当額の10分の1
②資本金の4分の1-準備金合計額(資本準備金と利益準備金の合計)

本問では
①3,600÷10=360
②20,000÷4-(4,000+800)=200
となるため、利益準備金への積立額が200となります。

そのため、貸方は未払配当金3,600と利益準備金200と別途積立金1,600となり、
これが配当処分の合計額5,400です。
借方でこの金額5,400分の繰越利益剰余金を減少させてください。

会社法の規定は法律上の定めなので、ここは覚えるしかありません。

このお返事でも、まだ解決しない場合はまたご質問ください。

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jimukyoku 2021-07-06 17:59:54

丁寧にご回答いただきありがとうございます。

たとえば392頁のCheck6ですと、繰越利益剰余金3,000の配当及び処分が株主総会で決定し、(貸方)利益準備金180+未払配当金1,800+別途積立金800の合計として2,780が、(借方)繰越利益剰余金の減少額となり、結果として繰越額が220となると理解していますが、今回ご質問させていただいた章末練習問題12-1の⑤の場合だと、繰越額はどうなるのか(なぜ5,000の繰越利益剰余金から5,400の配当・処分が可能なのか)疑問に思った次第です。主旨がわかりづらい質問になり申し訳ありません。

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mago_goma  2021-07-06 21:52:21

お返事ありがとうございます。
講師の平野です。

ご指摘の通り、繰越利益剰余金の残高がたりず、こちらの誤植でございました。
先の質問をいただいた際に意図をくみ取れず、申し訳ございませんでした。

別途積立金への処分額を1,600円×→600円〇 に修正してお使いください。
修正後の答えは
(借)繰越利益剰余金 4,400 / (貸)利益準備金 200
                   未払配当金 3,600
別途積立金  600
となります。

ご指摘いただきありがとうございました。
ご迷惑をおかけしました。

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あわせてご確認ください。

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jimukyoku 2021-07-14 10:01:01

こちらこそご回答いただきありがとうございました。音声講義を含め、平野先生の集中合格講座に大変お世話になっております。問題集をしっかり解いて合格を目指したいと思っています。

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mago_goma  2021-07-16 07:45:07



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