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3級 [過去問/問題集]/第137回第2問
bkkpng 2014-09-07 14:30:16
豊前商店の売掛金76,000が1/5に貸倒れ。期首貸倒引当金は32,000
期首貸倒引当金が少なすぎるため、
この設定がありうるのは次の場合だけになります。
A 前期末までに、既に決算整理も終わり、貸倒引当金を設定している。
B かつ、1/1から1/5までに豊前商店に前年末に予想できない非常事態がおこった。
1/1から1/5までに財政状態の悪化は考えにくいので、
B1 豊前商店の経営者が投機の失敗、詐欺、ギャンブルなどで、多額の損失を出した。
B2 豊前商店の経営者の事故、急病等で廃業した。
ということが考えられます。
いずれにしても、東京商店の損益計算書を作成する場合、
貸倒損失は異常な原因から生じているので、特別損失に計上べきでしょうか。
3級でこんな非現実な設定はちょっと不適切ですね。
日商にどんな意図があったのでしょうか。
通常は前期の貸倒引当金を修正するのですが、あえてしないのは、
当期に損失を出す方が有利と判断したからでしょう。
費用損失を前期、当期どちらに出すか、
選択できるような印象を与えてしまいそうですが。
参考になった:0人
flybird 2014-09-09 22:23:11
bkkpng さん
こんにちは。
売掛金が貸倒れ、貸倒引当金で充当できない場合は、
通常「貸倒損失」は販売費及び一般管理費に区分されます。
もちろん、ご質問にあったように異常な状態や金額が多額であった場合は特別損失として計上することも考えられますが、問題からはどのような状況が起こったのかの背景は読みとれません。
異常な状況かどうかは当社の立場で考えますので、豊前商店がどのような状況であったかよりも、
一般的には金額の多額さなどがポイントになります。
したがって、特別損失になるとは言い切れないです。
問題文から現実を想像するのはおもしろいですね。
平野
参考になった:2人
jimukyoku 2014-09-10 09:26:59
ありがとうございます。
仕事はじめに貸倒なんてあったら、正月気分もふっとびますね。
3級の問題といえども奥深いですね。
経理を担当したら、1月5日の貸倒にも動じないよう、頑張ります。
bkkpng 2014-09-10 22:40:15
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