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hirokun54さん、こんにちは。

勉強方法についての基本的な発想は、合格には何をどれぐらい完成しておかなければならないということを明確にして、現時点での自分のレベルを比較します。
そのギャップが、これから自分がやるべきタスクということになります。

小泉予備校では、教材は、主に①テキスト、②過去問、③択一予想問(一問一答)、④記述式問題集(基礎編・完成編)、⑤答練という構成にしています。
これらをマスターすることで、確実に合格レベルに到達します。

進める順序は、①INPUT講座の視聴、②1000本ノック、③過去問、記述式(基礎編)④択一予想、記述式(完成編)、⑤答練、⑥テキストの仕上げ、になります。
なお、1000本ノックは、基本的に初めて学習する段階で、INPUT講座を視聴したら、時間を置かずにすぐにその範囲の問題にチャレンジしてください。
過去問を学習する前の知識の確認という位置づけですから、いち早く過去問に取り掛かりましょう。

過去問を解く上で重要なことは、①その問題の論点を押さえ、②正誤を確認し、③理由(制度趣旨)を理解し、その全体で記憶を構成するということです。
これができているか否かを一肢レベルでチェックしていき、できないものがなくなれば完成です。
そして、それが本試験で使える知識です。

ゆえに、そのレベルに到達しているか否かが基準であり、そこに到達する時間と回数は人によって全く異なるため、時間や回数を基準にしても、ほぼ無意味であるといえます。
それでも「目安」をということであれば、もちろん平均的数値を示すということになりますが、過去問であれば10~20回繰り返して、そのレベルに到達するものと思われます。
ただ、10~20回というのも、すべての問題について、その回数をこなせるわけはなく、間違った問題、自信のない問題のみを繰返し、やる度にその問題数は減少していくことも前提です。

しかし、これらはあくまで目安であり、自分が5回で完成するのであればそれで良く、逆に25回やってもまだ完成していなければ、それ以上の繰返しが必要だということです。
結局、基準にすべきは、自分の完成度合いということであり、平均的な数値に合わせて勉強しても、それは必ずしも自分が合格するための勉強にはなっていないということを認識しておくことが大切です。

何を覚えれば良いのかというポイントは、まさにその過去問の繰返しによって培われます。
本試験では何がどのように問われているのか、まさにそれを知るために過去問を行うという面もあります。
意識する点は、上記のとおり、①論点、②正誤 ③理由ですが、それらをリアルに実感するには、自分自身で問題を解く以外になく、これ以上、効果の高いものもありません。

そして、過去問の次は、「択一予想(一問一答)」と「答練」というアウトプットであり、最後が「極テキスト」の網羅的チェックという流れになります。

テキスト読み込みのポイントは、「読む」のではなく、「チェック教材」として使用することです。
あたかもアウトプット教材を行うのと同じように、「これはもう理解した、覚えた」と自信のあるものとそうでないものを区別し、その印をつけていきます。
その覚えていない印が消えるまで繰り返します。
これが本試験までに完成できるか否かが勝負です。

まとめると、自分が何を理解し、覚えるべきことであるのかを問題を解く-アウトプットの中で発見し、それを完全にできるようになるまで、ひたすら繰り返す。
そして、最後はテキストの各論点を網羅的にチェックする。

これ以上は必要なく、かつ、これで必ず合格点に到達します。

勉強を進める中で、いろいろ迷うこと、悩むことが出てくると思いますが、いつでも気軽に相談して下さい。

講師 小泉嘉孝

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koizumi1 2022-09-28 17:03:17



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