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民法/物上代位が出来ないと思われるのにしている事例
nirverna220 2022-11-11 17:12:10
司法書士試験 h4 13
Aは,その所有する不動産につき,債権者Bとの間で抵当権設定契約を締結したが,その登記をしないうちに,この不動産をCに売却して所有権移転の登記をした。この事例に関する次の記述中,正しいものはいくつあるか。
ア
Bは,AのCに対する売買代金請求権を差し押さえて,これに対し抵当権を行使することができる。
正しい
抵当権者Bは,AのCに対する売買代金請求権を差し押えて,これに対し抵当権を行使(物上代位)することができる(民法372条,304条1項)
私は物上代位出来ないと思います
だって
未登記だから
なのになぜ司法書士試験ではそれが丸になるのでしょうか
nirverna220さん、こんばんは。
抵当権者が物上代位する前提として、抵当権の登記は要求されていません。
むしろ、登記を備えていない場合こそ、第三取得者に対する追及効が否定され、物上代位する実益は大きいといえます。
講師 小泉嘉孝
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koizumi1 2022-11-11 23:17:50
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