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民法/択一過去問題に対する、解答の疑問について。
dream 2023-11-14 13:50:36
択一過去問題_2024/民法_2024/民法Ⅱ/ノーマルモード/22-7の問題に対する解答に対する疑問問い合わせ
時効で取得認められるという解答ですが、
昭和50年1月に、Xは、A所有の土地の一部を買い受け樹木も植えているが、
Aが勝手に売ったのは、58年2月で、10年(善意)20年(悪意)経過していないので、
”時効取得できる”という解答が理解できません。
もう少し解答に言葉を補っていただければ幸いです。
以上よろしくお願いいたします。
dreamさん、こんばんは。
肢別にしていることで、問題全体のイメージが掴みにくくなっていますが、22-6も22-7も、本来は、「Xは、・・・・放置していた。その後、・・・・。しかし、・・・登記も済ませた。」というところまでが、全ての肢に共通する設問の形式となっています。
この設問を前提に、各肢で事実を加えながら、各論点が問われているのですが、当該設問だけでは、(昭和58年2月にYに売買したということから、少なくとも8年が経過していることは判明しますが)最終的にXの占有開始から何年経過したのかは示されていません。
そこで、22-7では、この事案の中で、具体的にXの取得時効が完成しているか否かを問うているのではなく、「一物一権主義の原則から考えて、一筆の土地の一部についての時効取得というのは認められるのか」がここでの論点となっています。
講師 小泉嘉孝
参考になった:3人
koizumi1 2023-11-14 21:48:22
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