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会社法/過去問平16-34-オについて
non224 2025-10-07 22:23:02
司法書士試験の過去問(平16-34-オ)について質問させていただきます。
「吸収合併前から吸収合併存続株式会社の取締役・監査役であった者の任期は、合併契約に別段の定めがない限り、合併後最初に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までとする。」
答え-×。そのような規定はない。
問題文中の記述について質問です。「合併後最初に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会」の部分ですが、状況が分かりかねまして、なにやら、事業年度内にいくつも事業年度があるようなあり得ない状況をイメージしてしまい混乱しています。これが「合併後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会」ということであれば分かるのですが、本問中の記述は、一体どのような状況を表しているのでしょうか。
もしかするとこれは、合併後最初にやってくる事業年度終了後の定時株主総会を指したいが為の表現なのでしょうか。4月1日~3月31日を事業年度とする吸収合併存続会社において、たとえばR7年の5月に合併したとして、「合併後最初に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会」と言った場合、R8年の3月31日に事業年度が終了する、この期間に関する定時株主総会しか考えられませんが、この定時株主総会を指したいのであれば、「合併後最初に終了する事業年度のものに関する定時株主総会」とすればよく、「事業年度のうち」は不自然な表現のように思うのですが、なにか私が想像できていない状況があるようにも思うのです。分かる方いらっしゃればおしえていただきたいです。
non224 さん、こんばんわ。
私見です。 事業年度のうち、うんぬんという表現は、個人的には、事業年度をたびたび伸長・縮減変更したり、事業年度が1ヵ月と定められたり
あらゆるシーンに対応するための、柔軟対応のための表現なんだろうな、くらいに考えています。
今回の、合併後2年以内とか数字になっていない理由は、事業年度変更が想定されているのではないか?と推定します。 事業年度が1年6カ月に
なる年もあるかと思いますが、その場合、数字で表現しにくいかと思われます。
経験的によく出題されると思われるのは、「事業年度が変更されて、変更された日に役員の任期が満了する」 でしょうか。 私はそこだけ完璧に
しあげておいて、なんとか人並みの受験生活を送っております。
理解が深まる面白そうなところなので、もうちょっと考えてみたいと思います。
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bravo-one 2025-10-08 07:51:39
変更される可能性を想定した表現かもしれないとは、考えつきませんでした。事業年度が1年を超えて伸長されるケースもあることなど、あらためて思い出されることも多く、大変参考になりました。さらに考えてみます。ありがとうございます。
non224 2025-10-12 14:15:32
non224さん、こんばんは。
どちらの再現問題かは分かりませんが、当該本試験における問題の正確な文章は、「合併後最初に到来する決算期に関する定時総会の終結時までとなる。」となっています。
講師 小泉嘉孝
参考になった:1人
koizumi1 2025-10-11 21:21:17
掲載元は「オートマ過去問 会社法・商法 2021 358ページ 問33」初版 第1刷です。記載はされておりませんでしたが、改変されているのかもしれません。ご教授ありがとうございます。
non224 2025-10-12 14:00:36



