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民法／無権代理行為２
ks0405yk 2019-01-29 19:57:34
問題：Ａは何らの権限もないのにＢの代理人と称してＣとの間にＢ所有の不動産を売り渡す契約をした。
この場合におけるＢの追認に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
イ．ＡＣ間の売買の合意が、錯誤により取り消すことができるときは、ＢはＡの無権代理行為を追認することができない。
ウ．ＢがＡに対して追認をする意思表示をした場合において、Ｃがこれを知らなかったときは、ＣはＡに対して無権代理行為を取り消すことができる。
答え イ．× ウ．〇
疑問点：イが×なのですが、なぜそうなるのかが分かりません。
ウは〇なのですが、「ＣはＡに対し取り消せる」とありますが、ＣはＢに対しても取り消すことはできるのでしょうか？
よろしくご教授ねがいます。
平成7年第4問イ
平成29年改正により錯誤無効が錯誤有効(取消可)になったので違和感がある問題になっています。
改正前は、無効なものを追認することはできないという民法119条が論点となる問題でした。
なので無効なものを追認するのではなく、無権代理行為を追認するのだから追認できる、だから×という改正前と同じく今回の問題も錯誤で取り消せるか取り消せないかに関わらず追認できるため×になると思われます。
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takashi0622 2019-01-29 23:06:21
平成7年第4問ウ
民法113条により追認は相手方に対してしなければ相手方に対抗できない。
又、相手方であるCが、本人Bが追認をしたことを知らなかった以上、本人に対しても取消は出来ると思われます。
参考になった：1人
takashi0622 2019-01-29 23:22:40
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