ニックネーム | *** 未ログイン ***
学習法/択一7割に向けて
ponta-315 2021-06-12 18:20:18
6月も間もなく中旬になります。
現在、先月この質問広場でご教示いただいたとおり、過去問+予想問題+テキストを中心に学習を続けています。
先月から1か月が経過したので、市販の模試を解いてみました。
択一7割を基準で見ると、労働科目と社会一般は超えるのですが、社会保険科目3科目が複数で7割に1問及ばず、全体として約66%しか取れないでいます。
いろいろ調べてみると、本試験では、労働科目は奇問が多く、社会保険科目で点を稼ぐのが得策とありましたが、正直ここにきて社会保険科目が足を引っ張っています。
自分なりに模試の結果から分析してみたところ、科目による給付制限の違い、届出の日数の違いの部分に弱点が見つかったので、このあたりは再度暗記をしたいと思っ
ているのですが、
何度か解いているせいなのか、過去問の方がひっかけ部分がわかりやすいものが多いのに、予想問題では、ちょっとした文言を変えたひっかけ問題が多く、択の中で2択
とも正解に思ってしまう問題がいくつかありました。
現在、横断整理、白書統計、法改正と並行していますが、あと半月程度経過したら、そろそろ再度選択式に本腰を入れなければならないと考えています。
そこでお聞きしたいのですが、この時期も、やはりテキスト重視の学習が一番力がつくものなのでしょうか。
テキストは何度も読んでいるせいか、じっくり時間をかけても復習しても、その直後に別の予想問題を解いても見事に引っ掛かり、結果はあまり変わらずです。
今のレベルから、どうすれば7割を超えられるようになるのかご教示いただけないでしょうか。
どのようにテキストを利用されているのか分かりませんが・・・
過去問にせよ、予想問題や模試にせよ、テキストに載っていないか所があり、それが原因で失点するのですか?
そうではなく、テキストには載っているが引っかかる、というのであれば、読んでいても読めていないだけだと思います。
読んでいても読めていない、のですから、テキストに書いてあり、読んでいるはずのことがOUTPUTでなぜ使えないのかを考えなければなりません。
テキストを時間を掛けているつもり、丁寧に読んでいるつもりで、書いてあることを知っているつもりでも、それがどのように尋ねられても、いつでも使えるように整理されていなければ役に立ちません。
引っかけに引っかかるなぁ、ではなく、何故引っかかるのか?を考えていますか?
知識をまとめ、整理して使いやすくするツールが過去問や予想問題集ですが、そういった感覚でOUTPUTをとらえていますか?
私がOUTPUTからテキストへのリターンを重視するのはそのためです。
今からの段階での工夫は他人に訊いても意味がありません。
あなたが、今のご自身に必要な成果を上げられるように、考え、工夫するのです。
また、科目を通じて間違いやすいか所は、横断的な学習も必要かも知れません。
参考になった:3人
poo_zzzzz 2021-06-12 19:10:17
早速のご回答ありがとうございます。
見直すとテキストには書かれています。
健保で、例えば「65歳以上の一般病棟に入院している者」と記載があり、正解が「療養病棟」といったもので、他の部分の記載は正しく
誤りの択になることです。
給付制限等は横断学習で行けますが、この手の類は問題が出されないと意識して暗記していない自分が悪いのだと思います。
自分なりに考えてみます。
ありがとうございました。
ponta-315 2021-06-12 19:22:07
あるあるですね。
私が講師をしていたときもそうでしたが、OUTPUTからINPUTに戻るというと、「正誤をチェックする」方が多いのです。
だから私は近頃、広くテキストを読んでください、必要なら基礎に戻ってください、と、言うのですが・・・
テキストに戻って広く読む中で、基礎や周辺の知識を整理するのです。
例えばH25年健保5Bを解いたときに、「60歳だから×」で終わるのではなく、療養病床とは何か、入院時生活療養費の支給要件、さらには特定長期入院被保険者の定義、ついでに入院時食事療養費や療養の給付との関係あたりまで復習するのです。
さらには、OUTPUT、特に過去問で、「どのようなことが」「どのような切り口で」問われたかを学んで、ここも問いやすいよな?とか、ここはこう問われるかも?といった、想像力を働かせられればよりよいと思います。
参考になった:7人
poo_zzzzz 2021-06-12 19:55:25
ご回答ありがとうございます。
この手の問題は、合格される方は過去問から発展させて学習されて正誤判断ができる力があるのかもしれません。
私は、入院時生活療養費の支給要件、特定長期入院被保険者の定義、入院時食事療養費について学習範囲にしていましたが、病棟の種類まで意識が
まったくまわりませんでした。
合格力とは、過去問を見て、年齢以外に上記の内容だけでなく、病棟の違いまで意識をしなくてはいけないのですね。
直前期は忘却との戦いで、複数科目を回さなければならないため、全箇所とは言わないまでもテーマを決めて、意識レベルを高めて学習していきます。
ありがとうございました。
ponta-315 2021-06-12 20:11:03
うーん、なんだかバラバラですね。
特定長期入院被保険者の定義(法63条)を書く場合、条文のかっこ書きから切り出すので編集の仕方で表現の方法がばらついて、「医療法」から始まる説明も多いのでね・・・
難しく見えて、読み飛ばしてしまいやすいですが・・・
それでも最初の方で必ず「療養病床への入院」は出てきます。
これを抜きにして、特定長期入院被保険者の定義や入院時生活療養費を学習範囲にした、とは言えません。過去問にも「療養病床」数回出ていますしね。
これらはどちらかというと基礎です。
何が、どういう場合に、どうなる、という流れの中の理解が必要です。
そして、そういった基礎が固まっていない部分の応用が利かず、少し切り口を変えられたら正しい解答が導き出せません。
参考になった:3人
poo_zzzzz 2021-06-12 20:55:01
いつもご指導ありがとうございます。
テキストにも赤字で記載されているので、おっしゃるとおり、基本的な内容のようです。
用語は知っていたため、選択式で出題された際には、正解の択を選べたと思います。
それは、年金の離婚の合意分割と3号分割の用語を選択式で出された場合と同様にです。
ところが、困ったことに択一式の場合だと、どうしても文章を急いで読んで、5択で比較し、
ポイントで間違っている択は、即消せるのですが、いくつかのポイントが正しければ、正解択
と思ってしまい、正解択しか残らなければよいのですが、2択~3択に絞られる問題の場合、
どっちが自信があるかという感じで、択を選ぶ傾向にあるため、一般と療養の違いに気が付き
にくかったのが私の今の最大の欠点だと認識しました。
しかし、逆に今の時期にその欠点が明確になりましたので、残された期間最善を尽くします。
ありがとうございました。
ponta-315 2021-06-13 13:20:52
そうですね。
過去問からテキストに戻り、基礎的な事項から関連か所を復習し、そこに「何が」「どういう場合に」「どうする(どのようになる)」をしっかり把握するだけで、かなり大変な作業です。
もちろん、その中には「誰が」や「どこへ」や「○○以内に」など、多様な要素が絡みます。
いまのあなたは、この要素の把握が甘いようです。
大変なのは分かりますが・・・
でも、テキストは、すでに内容を絞り、デフォルメした受験のためのツールなのです。
過去問を解いて、例えば「65歳」が「60歳」に置き換えられたのなら、「療養病棟」が「一般病棟」に置き換えられることもあるなぁ、と、思いませんか?
そういった「切り口」の考察なしに、必要な要素をなんとなく切り捨ててはダメでしょう?
テキストにも切り捨てるべき要素はありますが、それは過去問との対話の中で、切り口を考えながら決めることです。
合格率が20%を超えるような国家試験は、過去問の焼き直しの出題が多く、問われるポイントもだいたい同じであることが多いのですが、社労士試験はそうではありません。
過去問の内容を中心に、テキストを広く学習しなおし、「覚える」にプラスして切り口を考え、「問題を解く」という視点から再学習するのです。
過去問の要素がきっちり取り込めた上で、類似の規定との関連性や、法令の構造の関連が気になったら、それもテキストの範囲で調べます。
そうやって、だんだんと穴を少なくし、知識を実戦で使えるように磨きます。
そんなことをしなくても、テキストを丸暗記できたら、それでいいのです。
できませんよね?
出る可能性の低いか所に時間を割く余裕は無いと思います。
だから過去問中心なのです。過去に出たのですから、まず、そこを中心に、進捗に従って幅を拡げていきます。
私が過去問とテキストを離れるのを嫌うのはこのためです。
過去問の焼き直しの出題が多いから、ではありません。
テキストの範囲だけでも膨大で手が付けられない学習範囲の、絞り込みの「案内人」として、過去問以上のものがないからです。
当然、私が考えている過去問から戻ったテキストの使い方は、それなりにヘビーです。
過去問に問題として出ていないか所が出ますからね。
過去問はテキストの歩き方を教えてくれる「案内人」に過ぎません。
案内人に歩き方を教えてもらったら、教えに従ってテキストの範囲で必要な知識を加えていくのは受験する方の仕事です。
膨らませ過ぎないよう、ご自身の進捗に従って知識を広げ、穴を少なくし、だんだんとリスクを下げていきます。
「択一○点以上」は、そうやってリスクが下がった結果です。
予想問題や模試は、少なくとも択一に関しては、現状の把握と問題点の洗い出しのためのツールだと思います。
参考になった:5人
poo_zzzzz 2021-06-13 20:22:55