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雇用保険法/常用就職支度手当の支給要件について
kocctun 2021-11-21 14:16:12
初学者です。
常用就職支度手当の支給要件について、
基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1未満であり、一定の要件に該当する場合に支給されます。
とあり、
所定給付日数が270日以上の方は「支給残日数にかかわらず」基本手当日額の36日分の支給となります。
ともありました。
「支給残日数にかかわらず」なので所定給付日数の3分の1以上の時もあり得ると思うのですが?
その時は、就業手当、再就職手当になるのではないのでしょうか?
教材は視聴していないので、教材内容に対するコメントはしないことを最初にお断りします。
この質問広場は社労士試験の学習について、誰でも質問ができ、誰でも回答できる場です。
やま予備さんの講師やスタッフの方が、回答される場ではないようです。
やま予備さんのテキストの編集や講義の内容等についての疑義は、事務局さんに質問されるのが適切であると思います。
以下は何らかの支給を伴う規定について、一般的な事項です。
何らかの給付を伴う法令の条文は、多くの場合、支給の要件と、額(必要な場合はその計算。以下同じ)に分けて書かれています。
このため、テキスト等も、支給の要件と、額に分けて書いていることが多いのです。
そのような場合、額について書かれている部分は、支給の要件を満たしているという前提で書いています。
そうでなければ、支給の要件と、額を分けて書く意味がありません。
ですから、額の計算について書かれている部分で、改めて支給要件を考える必要は、一般的にはありません。
常用就職支度手当についての説明であれば、あなたの書かれている「基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1未満であり、一定の要件に該当する場合」は満たされていると考えた上で、額の計算についてのみ「支給残日数にかかわらず」を適用するのが普通だと思います。
あなたの読まれているテキストがどのようなものかわからないので、どう読んでもそのように読めないなら、それはもしかすると教材の問題である可能性があるので、その場合は最初に書いたように出版元にお問い合わせください。
最後に、社労士試験は、題意を掴むのが大切です。
ご自身にとって読みにくいか読みやすいかを言っても始まりません。
出題者が何を問いたくて、法令のどの部分を使ってどのように問題文を作ったのかを考え、その考えに沿った解答を出さなければ得点できません。
これは、テキストの読み込みの段階から意識する必要があると思います。
テキストの内容にしても、問題文にしても、「どのように読めるか」ではなく、「どのように読むのか」をトレーニングするのが受験勉強なのです。
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poo_zzzzz 2021-11-21 21:35:51
早速の回答ありがとうございました。
少しずつ理解でき始めてきたので、楽しくなってきたところだったので質問してみました。
またよろしくお願いします。
kocctun 2021-11-22 04:02:58
受験勉強の初期に起きた疑問は、テキストと口述講義を聞き直して分からなければ、付箋を貼って先に進んでください。
これは、質問をするのが悪い、のではありません。
あなたが今いらっしゃる場所が、どんな場所なのかを自力で把握することが大切だからです。
テキストを一通り読みこなせば、過去問を解いて、バラバラだった知識を実戦的な知識にまとめる段階に入ります。
最初は、問題を解いて正解であっても誤答であっても、必ずテキストに戻り、問題に出た箇所だけでなく周辺を含め、丁寧に読み直してください。
これを繰り返すことでテキストからバラバラに入ってきた知識がまとまってきて、テキストの内容がどのように出題されるのかが分かってきますし、法令の仕組みが分かってきます。
その中で、先にも書いたように、「どのように読めるか」ではなく、「どのように読むのか」のトレーニングもできてきます。
今回お尋ねになったような疑問は、多くの科目のテキストを読み込んだ段階、又は過去問とテキストのやりとりを十分にした段階で、おそらく自力で解決します。
他人に訊いて得た知識より、そうやって自力で得た知識の方が、強靱で、応用の利く知識になります。
また、最初は疑問に思ったことでも、過去問とテキストを往復するうちに、解決しないでもいいか、となる疑問もあります。
他人に質問するのは、そうやってあなたが今いらっしゃる場所が、どんな場所なのかが自力で把握できてからの方が良いと思います。
それと、これは外れていたらお詫びしますが、今回のご質問はテキストではなく、他の一般向けの情報にあった事項ではないでしょうか?
たまたま、ある労働局の案内に同じ語句があるのを知っているので・・・
もしそうなら、今は基本テキストと口述講義、そして過去問に集中してください。
テキストと口述講義は、出題可能性のある膨大な量の情報から、試験に必要性が低い部分をそぎ落とし、受験の観点から使いやすいように表現を工夫した、受験のための武器です。
「載っていないこと」は、武器としての長所です。
違っていたら申し訳ありません。
しかし、良質なテキストと口述講義を離れた受験勉強は、特に学習初期~中期では危険な場合があります。
例え、その時に分からなくても、載っていなくても、疑問には付箋でも貼って、テキストと口述講義と過去問の中で学習を進めることをお勧めします。
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poo_zzzzz 2021-11-22 08:48:06
何度もご返信ありがとうございます。独学でやらざる得ない状況の私には有難いアドバイスです。
ご察しの通り、確かにこの一文はとあるHPから拝借したものです。
ただ、最初に疑問を持ったのはテキストの方でした。どうしても「残日数にかかわらず」というところに引っ掛ってしまってたどり着いたのがそのHPでした。
何分、初学者なものでいろいろ分からない事が出てくると思います。その時はよろしくお願いします。
kocctun 2021-11-22 23:00:42
> 何分、初学者なものでいろいろ分からない事が出てくると思います。
初学者の方が分からないことだらけであるのは当然です。
だからこそ、受験のために、必要性が薄い事項をそぎ落とし、表現を工夫したテキストと口述講義があります。
初学者だからこそ、テキストと口述講義、そして後には加えて過去問、この3つにこだわった学習をしてください、と、申し上げています。
疑問が起きたら、テキストを読み直し、口述講義を聞き直して、それで分からなければ、とりあえず付箋でも貼って先に進むのです。
まず、他の科目も含めテキストを読み進めば解決する疑問が多いはずです。科目間の比較で分かることは多いですからね。
さらに、過去問を解くようになり、その時に解きっぱなしにせず、解説で立ち止まらず、テキストにきちんと戻って往復学習をするようになれば、現実に出題された問題とテキストに書かれている内容の関係が理解できますから、受験にために解決すべきほとんどの疑問はそこで解決するはずですし、そこでまだ残った疑問が、受験のために解決すべき疑問かどうかの判断もできるようになるはずです。
そうやってご自身の力で疑問を解決する仕組みを体験してください。
また、このことは、受験の直前期に、テキストの中を自由自在に動き回ることができるようになるために大切だと思います。
テキストや口述講義以外に手を出したり、他の方の知識を借りようとするのは、それくらいに受験に必要な知識と判断力が付いてからで遅くありません。
それくらいの力がないと、受験に必要な情報の取捨選択ができなくて混乱する可能性が高いですし、また、「どのように読めるか」ではなく、正解を得るために「どのように読むのか」のトレーニングのためにもよくありません。
受験にとって必要なのは、知識だけではなく、その知識をまとめ、問題に対し「正解となる答え」を導く、問題解決能力なのです。
「正解となる答え」が、日常生活的に考えて正しいと思える答えとは、必ずしも限らないですからね。これにはトレーニングが必要なのです。
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poo_zzzzz 2021-11-23 10:54:42