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勉強の仕方
kisoryokutettei 2022-08-01 06:33:35
勉強しすぎて、様々な知識が、ごちゃ混ぜになって、混乱。
勉強することが苦痛でしかなく、やればやるほど知識がごちゃ混ぜになるという酷い状態にあります。
長年勉強を続けていますが、こんな状態になってしまったのは初めてで戸惑っています。
でも、なんとか努力したと思って、会場入りしたいと思っています。漠然とした質問で申し訳ありません。
テキストに戻る以外に方法はないと思いますが、何かアドバイスを頂けないでしょうか。
最近、頭の中がカオスすぎて、問題を解いて、必ずテキストには戻っていましたが、初めから終わりまでのテキストの精読はしていません。
おそらくですが、「問題を解くこと」「正解を得ること」に意識が行き過ぎています。
学習初期は、例えば
① テキストを速読し、ボリュームや概要を押さえる。
② テキストを口述講義と共に精読する。この時は口述講義中心。
③ 演習を解いてみる。
④ テキストを精読する。口述講義を聴いても良いが、この時はテキストを隅々まで読む。
これは一例ですが、このような、INPUT過程が必要です。
これは、テキストに何が書いてあり、学習すべき内容がどのような構造なのかを押さえるためです。
その後、過去問を中心としたOUTPUT過程に進みますが、OUTPUTの過程で都度テキストに戻り、問題の箇所の確認だけではなく、②や③の時間を作り、法令の全体構造を確認します。
つまり、OUTPUT→INPUT→OUTPUTの繰り返しを、工夫を凝らし、範囲や形を変えながら進めます。
そうすることで、INPUTした知識が実戦的な形になると共に、法令の全体的な内容が単なる文字の羅列ではなく、意味のある内容の組み合わせとして頭の中で整理できます。
あなたはそういったプロセスを経ていますか?
学習の基礎であり、かつ一番難しいのは、法令の全体的な内容の理解です。
用語の定義から始まり、一つ一つの課程が法令全体の中でどういった位置にあり、全体としてどうなっているのかを、あなたが納得できるように組み立てなければいけません。
私が「テキストは、必要ならば用語の定義に遡り、広く読み返してください」といつも言うのはこのためです。
自分の住む家の全体構造が分かっていなければ、家の設備はうまく利用できません。
社労士試験という「家」は広く、複雑です。
今、あなたがある設備を利用しようとしても、ブレーカーが落ちているとか、元栓が閉まっているとか、制御パネルが別にあるとかね。
あなたが見ている部分以外の部分との関連性が把握できていないと、対処できないのです。
全体とは言わないまでも、あるテーマに付随するいろいろな規定が頭の中ですっきり整理されていなければ、そのテーマで引っかかった時に何を確認し、何を考えれば良いのか分からないはずです。
間違っていたらお詫びしますが、あなたはもしかすると過去問から学習に入っていませんか?
過去問から取りかかる受験勉強は私も何度か経験がありますが、国家試験の場合、通用するのは合格率が20%以上ある試験科目だと、私は思っています。
そういった試験科目は本試験問題の6割以上が過去問の焼き直しですから、過去10年の過去問が完全にできていれば全体が理解できていなくても合格します。
社労士試験はそうではありません。
テキストに沿った、順序正しい全体的な内容の理解が必要な試験です。
参考になった:9人
poo_zzzzz 2022-08-01 09:03:08
ありがとうございます。
今年は学習初期は、
① テキストを速読し、ボリュームや概要を押さえる。
② テキストを口述講義と共に精読する。この時は口述講義中心。
③ 演習を解いてみる。
インプット中心に、その後アウトプット演習・過去問とこれまでになく勉強を重ねてきました。
今更ですが、ボリューム概要が抑えられていなくて、ただただ広すぎる社労士試験の大きさに戸惑い,おののいて、なすすべがなく、
頭の中でバグが発生して、もう手の施しようがなくなっている状態にいます。
「問題を解くこと」「正解を得ること」に意識が行き過ぎていているのかもしれません。
今更なのですが、④ テキストを精読する。口述講義を聴いても良いが、この時はテキストを隅々まで読む。
順序を見失っている状況なので、
をとりあえず、一週間かけてやってみようと思います。
その後、また見えてくる道があることを信じてやってみます。
kisoryokutettei 2022-08-01 09:20:32
そうですねぇ。
申し訳ないですが、何に引っかかっておられるのかが分からないので、これ以上のアドバイスは難しいです。
ただ、今回の混乱の原因かどうかは別にして、各科目の法令の内容を順序立てて理解することは重要です。
例えば、障害基礎年金と遺族基礎年金には併給調整がありますが、障害補償年金と遺族補償年金には併給調整がありません。
この「なぜ?」を即答するのは少しレベルの高い知識が必要ですが、せめて「そうである」と言い切れるくらいに整理された知識は必要です。
労災保険法には原則的な併給調整の規定がないため、特に機会があって教えられない限り、労災保険内の年金間に併給調整がないことは学びません。
このため、テキストで触れられていないことを「ない」と言い切るには、全体を振り返る繰り返しのトレーニングが必要です。
これは極端な例ですが、テキストを精読しなおし、全体を学習しなおすというのはそういうことです。
テキストを通読して、いきなり、「こっちには規定があるけど、こっちにはないねぇ」なんて人はほとんど居ません。
過去問等で各規定の実戦的な問われ方を知り、テキストでその意味を学び直して、まぁ、気づけるかな?というくらいです。
学習中期以降の精読は、新たな知識を得ることが目的ではなく、頭の中にある知識を練り、整理し、気づくことに目的があります。
不足している知識が加わるかも知れませんが、それはおまけです。
参考になった:2人
poo_zzzzz 2022-08-01 11:06:03
どうしてこんなことになってしまったのか、悔しいです。
今一度、知識の整理を精読を通してやってみたいと思います。ありがとうございます。
kisoryokutettei 2022-08-02 15:15:54