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権利関係 [過去問]/任意代理の選任の責任。
okuyama 2017-01-15 01:37:13
任意代理人が復代理人への監督に過失がある場合は責任を負うとテキストに書いてあるのですが、平成19年度の02問③に不誠実さを見抜けなかった事に過失があった場合は責任を負う。の答えが誤でした。
どういう事でしょう?
よろしくお願いいたします。
okuyamaさん、こんにちは。
基本テキストP44の記述をもう一度よく読んでみてください。
(1)任意代理の場合は、原則と例外に分かれていますよね。
それによると、原則として代理人は、復代理人の選任・監督について過失がある場合に責任を負う。
ただし、例外として本人の指名に基づいて復代理人を選任したときは、代理人は復代理人が不適任・不誠実であることを知りながらそれを本人に告げず、または復代理人を解任しなかった場合のみ責任を負うとあります。
平成19年問2の肢3は、「(代理人)Bが、(本人)Aの許諾及び指名に基づき、Dを復代理人として選任したとき」とありますから、例外の方が問われています。
そして、例外は「代理人は復代理人が不適任・不誠実であることを知りながらそれを本人に告げず、または復代理人を解任しなかった場合のみ責任を負う」のであって、「Dの不誠実さを見抜けなかったことに過失があった場合」に本人Aに対して責任を負うわけではありません。したがって、誤りとなります。
瀧澤
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nobori_ryu 2017-01-15 01:37:13
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