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権利関係 [過去問]/肢別過去問題集 解説疑問点
damiy 2019-06-16 23:24:28
滝沢先生
いつもお世話になっております。
肢別過去問集 権利関係P136 第18章借地借家法 第5節 No9ですが
【設問】BがA所有の建物を賃借、Cへ転貸している。AB,BC間の契約期間満了時に「BはAに対し買い取り請求かい権を有する」が、「CはAに対し買い取り請求権を有しない」
【回答】〇 転貸人も造作買取請求権を行使できる。CはBに対し請求できる
とありますが、CはBに対して買取請求権は有するがCはAに対しては有さないということでしょうか。
上記が正しければBは転貸人Cから買い取った造作物をAに買い取ってもらうのが正しいのでしょうか。
②肢別過去問集 権利関係 第15節債権譲渡 P105 No9
債権の譲渡禁止特約が債務者の保護とありますが、これはなぜでしょうか。
債務者からすると支払う相手が異なるだけでにしか思えないのですが、なぜ保護できるのでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
damiy
damiyさん、こんにちは。
肢別過去問集 権利関係P136 第18章借地借家法 第5節 No9ですが、解説が誤っています。
AとBを取り違えています。
混乱させてしまい、大変申し訳ありません。
1月23日に訂正をアップしているので、下記URLからPDFファイルをご参照ください。
http://takken-school.net/information/hosei.html
〉債権の譲渡禁止特約が債務者の保護とありますが、これはなぜでしょうか。
〉債務者からすると支払う相手が異なるだけでにしか思えないのですが、なぜ保護できるのでしょうか。
債務者からすると、債権者が誰なのかは非常に大切な問題ですよ。
まず、債権が頻繁に譲渡されると誰が債権者なのかがわかりづらくなり、誤って債権者でない者に弁済してしまった、といったトラブルになりかねません。
また、ちょっと極端な例ですが、たとえばdamiyさんが知人から100万円を借りたが、知人がその債権を暴力団関係者に譲渡してしまい、以後、damiyさんが新たな債権者となった暴力団関係者から厳しい取り立てを受けることになったらどうでしょう?
そういう意味で、債権が譲渡されることを嫌がる債務者は少なくありません。
ですから、債権譲渡を禁止する特約は、債務者の希望により債務者の利益を守るために設定されることが一般的なのです。
タキザワ宅建予備校 講師 瀧澤宏之
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nobori_ryu 2019-06-16 23:24:28