お世話になります。初めての質問です。2015（平成27）の問40ですが、
｢AはBとの間で、建築工事完了前のマンションに係る売買契約（代金3000万円）を締結し、その際に手付金150万円を、建築工事完了後、引き渡し及び所有権の登記までの間に、中間金150万円を受領したが、合計額が10分の1以下であるので、保全措置を講じなかった。｣　とあります。

手付金の150万円は、工事完了前で代金の3000万円の5%以下ですから、保全措置の不要は理解出来ます。ところが、中間金の150万円については、工事完了後であり、手付金の150万円と合わせて保全措置を講じるに当たるも、代金の10%つまり300万円であるから、ぎりぎり保全措置を講じる必要はないものと解したのですが、答えは誤りとなっております。理解出来ません。ひょっとして、建築工事が完了しただけでは、完成物件と言えないのでしょうか？私の認識では、建築工事完了＝完成物件なのですが。
どうぞご教授願います。