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権利関係/37条書面に契約期間が無いのは?
takkunchichi 2020-09-11 00:12:09
お世話になります。
YouTubeでは大変詳しい講義をありがとうございます。
質問タイトルの通りなのですが、37条書面に賃貸借の契約期間が記載事項で無いのはどうしてでしょうか?
記載が無くても、あまり買主の不利にならないからでしょうか?
覚えれば済む事なのですが、理由を知ればより覚えられると思って質問しました。
よろしくお願いいたします。
takkunchichiさん、こんにちは。
〉YouTubeでは大変詳しい講義をありがとうございます。
どういたしまして。ぜひ、今年の合格を掴み取って下さい。
〉37条書面に賃貸借の契約期間が記載事項で無いのはどうしてでしょうか?
たしかに、賃貸借の契約期間は賃貸借契約の内容であり、賃貸人・賃借人の双方にとって契約の更新や目的物の明渡しなどに関わる大切な約束事ですよね。
しかし、それがなぜ37条書面の記載事項となっていないのか、確たる理由はわかりません。
なので、ここから先は私の推測になりますが、37条書面が売買を念頭に置いた制度だからなのではないでしょうか。
そのため、貸借の場合における37条書面の記載事項は売買と共通するものが中心となっており、契約期間のように貸借に特有の事項は欠落しているのではないかと思います。
ただ、37条書面は特別な書面を作成するわけではなく、契約書をそのまま流用するのが一般的です。
そして、賃貸借契約書には、通常、契約期間が記載されるため、実務上、37条書面には契約期間が記載されることになります。
正直なところ、「なぜ○○を記載しなければならないのか」という点については豊富な説明資料があることが一般的なのですが、「なぜ○○を記載しなくて良いのか」という点についてはあまり説明資料はないのですよ。
ですので、この程度の回答でご容赦ください。
タキザワ宅建予備校 講師 瀧澤宏之
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nobori_ryu 2020-09-11 00:14:40