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権利関係 [過去問]/取得時効
atmgamp 2021-05-19 01:30:58
先生お世話になっております。
宅建過去問平成10年度の問2の(3)について質問させて頂いても宜しいでしょうか?
(3) DがBの取得時効完成前にAから甲土地を買い受けた場合には、Dの登記がBの取得時効完成の前であると後であるとを問わず、Bは、登記がなくても、時効による甲土地の所有権の取得をDに対抗することができる。
答えが正しい、となってるのですが肢別過去問演習のp51の4では時効完成後の第三取得者に対しては登記がなければ権利取得を対抗出来ないとあります。
ですが(3)の問題では取得時効完成の前であると後であるとを問わずとあり、後は登記なくして対抗出来ないのでは?とよく分からなくなってしまいました。
解説して頂けませんでしょうか?宜しくお願い致します。
atmgampさん、こんにちは。
本問は、問題文に「DがBの取得時効完成前にAから甲土地を買い受けた」と明記されており、時効完成前の第三者の問題です。
時効完成前の第三者に対しては、登記がなくても時効による権利の取得を対抗できるので○です。
「Dの登記がBの取得時効完成の前であると後であるとを問わず」とありますが、Dが時効完成前の第三者なのか時効完成後の第三者なのかはDの登記の時期によって決まるわけではありません。
もう一度、問題文をよく読んでみてください。
タキザワ宅建予備校 講師 瀧澤宏之
参考になった:2人
nobori_ryu 2021-05-19 00:22:17
解説ありがとうございます。
理解出来ました。
文章をもっとちゃんと読まなければと思いました。
また何か有りましたら宜しくお願い致します。
atmgamp 2021-05-19 01:30:58