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法令上の制限/建築確認
hiro78 2023-06-07 12:27:40
こんにちは。
おしえてください。
以下、テキストにありますが、
感覚的に、木造建築の方が強度が低い(弱い)と思っているのですが、
なぜ、木造建築物の方が、階数や延面積の規定が、非木造にくらべて緩い(階数が高く、面積も広い)のか、理由をおしえていただけますでしょうか。
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大規模木造建築物
木造で、階数が3以上、または延べ面積が500 m2を超え、または高さが13 mを超え、もしくは軒の高さ9mを超える建築物を、新築、増築・改築、移転、大規模修繕・模様替えする場合は、建築確認を受けなければならない
規模非木造建築物
木造以外で、階数が2以上または延べ面積が200 m2を超える建築物を、新築、増築・改築、移転、大規模修繕・模様替えする場合は、建築確認を受けなければならない
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よろしくおねがいいいたします。
hiro78さん、こんにちは。
この点については、私自身もあまり明確な説明を見たことがないのですが、一説によると非木造建築物の方がより高い施工能力が必要となるからだそうです。
たしかに、木造建築物はわが国の伝統的な建築物であり、非木造建築物よりもノウハウが豊富ですから、そういった点も反映されているのかもしれません。
なお、木造建築物と非木造建築物における建築確認が必要となる規模の違いは、近い将来統一されます。
既に令和4年6月に建築基準法の改正が成立しており、木造建築物も階数2以上または延べ面積200㎡超で建築確認が必要となる予定です。
施行は、令和4年6月から3年以内とされているので、おそらく令和7年4月から変更になると思われます。
なお、今年の宅建試験には影響がありませんので、誤解のないようにご注意ください。
タキザワ宅建予備校 講師 瀧澤宏之
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nobori_ryu 2023-06-07 12:27:40