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rrashoさん、こんにちは。

学習の進め方は、受験生共通の悩みですよね。
これから本格的に学習に取り組む方が多いタイミングで、ナイスな質問ありがとうございます。

さて、rrashoさんの23年の振り返りを拝見させていただくと、まず、戦略ミスがあったのかなと思われます。
今の宅建試験は、問題の難易度が低い宅建業法、法令、税その他で大量得点を稼ぐのが合格の必須条件です。
宅建業法18点以上、法令・税他は各6点以上で3科目合計30点以上は確保したいところです。
逆に言うと、確実に得点できるとは言い難い権利関係に時間を取り過ぎるのは決して効率的とは言えません。
もちろん、ある程度権利関係を理解していないと宅建業法や法令上の制限の学習に支障が出るので、初めて宅建試験にチャレンジする方は権利関係の学習を先行させるべきです。
しかし、rrashoさんはそうではないので、思い切って法令&業法の学習に先に取り組んだ方が良いかもしれませんね。

それから気になるのが今後の学習計画です。

〉3月、4月で権利
〉5月、6月で法令上の制限
〉7月、8月で業法をやろうと思います

学習の順序は上記を参考に、今一度考え直していただくとして、各科目2ヵ月ずつというのは、いささか時間を掛け過ぎなように思います。
お仕事等の事情で十分な学習時間が確保できないためなのかと想像しますが、3月4月に学習した権利関係を次に学習するのは9月以降ということになると、忘れてしまうのは当然です。
人間は忘れる動物なので、いかに忘れないように学習を進めるかが工夫のしどころです。
忘れないようにするために一科目に時間を掛けてじっくり取り組むのは逆効果です。
多少忘れても構わないので、週に2コマ程度は講義を視聴し、短いスパンで繰り返す方が効果的です。

たとえば、こんな感じです(順番はとりあえず権利関係からとしています)
4月 権利関係の講義を視聴して肢別過去問演習
5月 法令上の制限の講義を視聴して肢別過去問演習+スキマ時間に権利関係の1000本ノックで権利関係の記憶を保持
6月 宅建業法の講義を視聴して肢別過去問演習+スキマ時間に権利と法令の1000本ノックで記憶を保持
7月 曜日別に肢別過去問演習(ex.月木 権利関係、火金 法令、水土 業法)
8月 税その他の講義を視聴して肢別過去問演習+7月の学習を継続
9月10月 4科目の肢別過去問演習→問題を覚えてしまって学習効果が下がってきた場合はテキストの読み込み

あくまでも理想の学習プランであって、rrashoさんが置かれている状況は全く考慮していませんので、お仕事等の繁閑に合わせて適当にアレンジしてください。
ちなみに、学習期間の中で最も大切なのが試験直前の1ヵ月です。
このタイミングで十分な学習時間が確保できないと、それまでの学習で得た知識が失われてしまい兼ねないので、もしこの時期に忙しくなりそうであれば今のうちから調整しておきたいところですね。

あと、権利関係で賃貸借周辺が十分理解できていないのは痛いですね。
賃貸借、借地借家法は毎年必ず3問以上出題されるので、ここでしっかり点が取れると、権利関係は確実に半分以上取れるようになりますからね。

色々書きましたが、最も肝心な点は「短いスパンで繰り返す」です。
ご不明点等あれば、遠慮なくご質問ください。
それでは、頑張ってください。

タキザワ宅建予備校 講師 瀧澤宏之

参考になった:7

nobori_ryu 2024-03-16 08:45:34

お忙しい中返信ありがとうございます
勉強の戦略的改革によって得られる効果大だと思います
今までのマイペースっぷりが如実に現れた次第で面目ありません
勉強プランの立て直して権利はざっくり、肢別過去問もさらっとやり
重きを置くのが賃貸借なので、相続講義と相続肢別過去問終わったらほかを飛ばして
賃貸借の講義視聴➕賃貸借肢別過去問わかるまでやるandタキザワ1000本ノックをスキマでやる
お伝えしてくださったプランを軸に続けて合格を勝ち取ろうと思います
曜日別の肢別過去問は思いつかなかったので、目から鱗でした
加えていつも丁寧な講義をしてくださってとても分かりやすいです
肢別過去問の代理で少し手こずってましたが、
わかると楽しい事がはっきりわかり嬉しいです
短い時間のスパンで覚える事を意識し勉強続けていきます

長い文章と素敵な勉強プランありがとうございます
先ずはお礼まで

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rrasho  2024-03-16 11:56:29



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